時間の香り

思い出と香りがセットになっている


ランドセルを背負った小学生を見ると小さい頃の記憶が頭の中で香る。淡い軽くて強い匂い
まだ何も手にしてないけど、それ以上に今しかない時間を存分に感情を揺らした。大きい何かを背負って、見える景色は狭かった。


暑さが残る夕方、制服を着て信号を待つ２人組
学校が終わって清々した気分で友達と並んで帰る。特別な話はしない。ただ明日になるまでの時間が過ぎていく。時間が永遠に感じる。ずっとずっと、同じ制服を着て毎日を過ごす。この時間が永遠に続くと勘違いしている。ぷかぷか浮いた道路の匂い（？


時間の香り



高校時代に夕方一人で散歩していた時の記憶を思い出す。田んぼの深い匂い
臆病な自分を奮い立たせるような風と、すべてを認めてくれる広い背景を一瞬で思い出す。





沢山の記憶と香りを覚えていこう






ハッピーセット






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思い出す楽しい記憶は沢山あるけど、過去に戻りたいとは思わない。




友達と話していると
よく、高校時代に戻りたいって言うけど
あまり共感できない
今が1番いい



思い出のうちの、楽しいだけを切り抜くのが人よりちょっと下手なのかもしれない。