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宇宙×他業界検討 vol.001”宇宙×テクノロジー教育” Part1

目次

00.企画の趣旨
01.”ICHINOYA, LLC”との出会い
02.ヒアリングの進め方
03.”ICHINOYA, LLC”企業理念・事業概要

04.”ICHIONYA, LLC”の現状課題
05.宇宙を活用した課題の解決案
06.宇宙×テクノロジー教育の可能性
07.告知コーナー
太字が本記事の記載範囲)

00.企画の趣旨

皆さん始めまして!「宇宙行く!いうてますけども!!」の、うの&こうだでございます!!

宇宙ビジネスのマーケット拡大のために宇宙業界×他業界ビジネスを検討している我々は、
”宇宙事業者が保有するアセット・提供しているサービスを活用し、身近な企業・個人の課題を解決できないか?”
”様々な業界課題を解決する事で、宇宙ビジネスのマーケットを拡大することが出来ないだろうか?”
という事を日々考え、活動しております。

そこで!本企画では、様々な企業・個人の課題をヒアリングし、宇宙を活用したその課題の解決方法を考えていきたいと思います!
記念すべき第一回目は、”宇宙業界×テクノロジー教育”!!
中高生・社会人向けのテクノロジー教育サービスを提供されている”ICHIONYA, LLC”さんにお話を伺ってきました!

01. ”ICHINOYA, LLC”との出会い

今回快くヒアリングを引き受けて下さったのは”ICHIONYA, LLC”さんです。

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ICHINOYAさんは、中高生向けのテクノロジー教育を主な事業として行っている会社です。(詳細は後ほど。)
共通の友人を通してManaging Officerの御任(ミトウ)さんと知り合ったこうだが、ICHINOYAさんの事業内容と探査機開発のコラボレーションに可能性を感じ、月面探査機を開発している会社の社長をICHINOYAさんにご紹介しました。(この話はまた別記事で。。。)
これを機に、宇宙ビジネスの探査機製造以外の分野においてもコラボを考えてみよう!ということで今回のヒアリングに至りました。

02.ヒアリングの進め方

ヒアリングは、大きく4つのステップで実施しました。

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①企業理念・事業概要の確認
議論の前提となる、ICHINOYAさんの企業理念・事業内容に関する確認を行いました。

②現状業務の確認
ICHINOYAさんが展開している事業の大まかな業務の流れを確認後、各業務における詳細タスクを整理しました。

③業務上の課題抽出
②で洗い出した各タスクにおける課題を抽出しました

④課題解決方法の検討
このステップでついに宇宙が登場!宇宙関連アセット(宇宙関連事業者が保有している資産・提供しているサービス)を活用した、課題解決方法を検討しました。

03章以降の各章で、各ステップで実施した内容についてご説明致します!

03.”ICHINOYA, LLC”企業理念・事業概要

まず初めに、ICHINOYAさんの企業理念・事業概要についてご説明したいと思います。

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企業理念
ICHINOYAさんは、「あらたな挑戦に一歩をふみ出す、すべての人を全力で支えたい」という想いに基づき、中高生に対する教育サービスを主に提供している企業です。
「数学が苦手だから何となく文系かな。。。」といった、本質的ではない進路選択が行われている日本の教育の現状を変えるため、
・社会に実装されているテクノロジーに関わる機会
・実際のビジネスの現場に関わる機会 等、
学生が将来像を描くためのインプットとなる様々な体験を提供しています。

事業内容
ICHINOYAさんは主軸事業として、「テクノロジー教育事業」「リサーチ事業」の2事業を展開しています。

①テクノロジー教育事業
高校生・中学生対象を対象に、様々なテクノロジーに触れる機会をサマースクールの形で提供しています。
具体的には、小型自動運転車の開発プログラムをサービス化しており、自動車やセンサーの原理・Python言語によるプログラミング・仮想空間でのシミュレーション・実車を組立てたり走行させる知識・スキルの学習機会を提供しています。

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高校・中学ではあまり触れる機会のない最先端のテクノロジーに触れることが出来るのはもちろんの事、MIT(マサチューセッツ工科大学)とアメリカ国防総省が設立した研究所が作成しているカリキュラムとコラボしており、アウトプットの出来次第ではMITへのプチ留学が可能という特典付き!!
今後は社会人向けのサービスもリリースしていく予定みたいなので、乞うご期待!!

②リサーチ事業
大手企業の経営企画部門向けに、情報収集・分析代行のサービスを提供しています。
一見、教育とは関係が無さそうな本事業ですが、業務の一部を学生に依頼することで、ビジネスの現場に触れる機会を提供したい!という意図があるとの事。(もちろん、最終的な成果物の質は企業として担保していらっしゃいます。)
将来的には、学生のビジネススキルのアセスメントツールを作っていきたいという計画もあるみたいです。こちらも乞うご期待!!

上記2つの事業により、ICHINOYAさんは、少子化の中で中学校・高校が抱えるカリキュラムの差別化に関する課題の解決や、学生が将来像を考える際のサポートを行っています。

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うの&こうだ所感

ICHINOYAさんのサービスの中で特にユニークだと感じたのが、高校生・中学生向けのサマースクールにおいて、MIT(マサチューセッツ工科大学)と連携したカリキュラムが用意されており、更に実際にMITに行けるチャンスが与えられている点です。
最新テクノロジーに興味がある学生・国際関係や海外進学に興味を持っている学生にとってはとても刺激のある経験となるのではないでしょうか。(うの&こうだももっと若ければ参加したかった。。。!)


本記事では、ヒアリングにご協力いただいた”ICHINOYA, LLC”さんの企業理念・事業概要をご説明させていただきました!
Part2以降では、ICHINOYA, LLCの事業課題を整理した上で、宇宙を活用した課題解決法の検討結果をご紹介したいと思います!
是非読んでみてください!(皆さんからのアドバイスも是非いただきたいと思っています!)



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