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(4)大喜利苦手を克服するには?[コロコロチキチキペッパーズ ナダルさんの場合]

2022年5月5日放送のアメトーク「大喜利苦手芸人」を見て、出演していた苦手芸人さんたちの大喜利力をあげるために何が必要か、西洋占星術の視点で考察していくシリーズ。

オズワルド伊藤さん平成ノブシコブシ吉村さんに続き、今回はコロコロチキチキペッパーズのナダルさんについて考えてみたいと思います。

今回も番組中で出ていた重要だと思われる大喜利上達のコツ
(1)お題の目がいく部分は使わない。ずらす、逆を考える
例:お題に「アホ」とあったら逆の「賢い」という内容をもりこんだ回答を考える(2)実体験をとりいれる

をベースに考えていきます。


コロチキ ナダルさんの知性(水星)の特徴

ナダルさんのホロスコープ(出生図)を、ウィキペデイアに書かれていた生年月日で出してみました。

ナダルさんのホロスコープ

太陽星座(誕生星座)はやぎ座ですが、水星はいて座にあります。
そして天王星とまったく同じ場所に重なっています。
この場所は、サビアンという手法でみると15度「自分の影を探すグランドホッグ」というところです。謎めいた言葉ですが、この場所にある水星は、自分の知識や考えを世に出すのに躊躇してしまう場所です。この特性に気が付かないと、自信のなさや弱気さに振り回されがちです。

大喜利得意回路を作るためにどうすれば良いか

さて、ナダルさんは番組中、バカリズムさん等から「悪口のセンスがすごい、ワードがたくさん出てくる」「ナダルリバースは大喜利」と言われます。

実は、ナダルさんのキロンはふたご座の「過激な雑誌」という場所にあります。これは文字通り、自分の言葉や知性で人を煽り、刺激を与えることに興味をもつ場所です。一見悪い特性に見えますが、巧みに言葉を使うことで人に刺激を与え、退屈さから脱却させるという効果があります。

ただ、キロンという星は、そこに苦手意識やトラウマ、問題を感じさせる場所です。ナダルさんの悪口や、大喜利がうまくできないという苦手感というのは、もしかしたらこのキロンの取り扱いに過不足があるからなのかもしれません。

キロンは天王星にも関係がある場所で、まるで裏表のように作用することもあります。水星とまったく同じ場所にある天王星を、キロンに慣れて乗り越えることで活用できれば、今までよりも高いレベルで言葉を操り、ただしく「過激な雑誌」としての能力を開花する可能性があります。

これまで伝説となっている芸人さんの中には、過激な物言いで一世を風靡し、賛否両論を巻き起こしながらもスターになった方がいらっしゃいます。ナダルさんもそういう方向性で成功をおさめやすいタイプなのではないでしょうか。

また、ナダルさんのキロンには、冥王星や火星とのつながりもあります。このあたりの惑星も意識して磨いていくと、「悪口」でとどまっていた話芸がより高度に洗練される可能性があります。

すでに大喜利に対する素質は、番組中で言及されていたので、あとはナダルさんがどこまで工夫し磨いていくかになるでしょう。

後書き

態度が悪い、悪口が多いと評されやすいナダルさんですが、知性や言葉に関する才能にはとても恵まれていると思います。
悪口の方向性や伝え方、どういうふうに人を煽り、正しく新鮮な刺激を与えていくか。今一度戦略を練り、内容や言い方を変えていくと、今以上に人気者になるのではないでしょうか。今後のご活躍をお祈りしています。

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