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現実はバカ正直の大量生産②

こんにちわ いつもタツオです。

毎度、無知な「超絶くそ野郎」の自論を展開しています。

今回も前回に引き続き「嘘」の謎に迫りたいと思ってます。

前回では嘘には種類があって、全てが悪ではないって話だったよね。そして世の中、嘘で成り立っている事にも触れたと思う。

僕はこの間、正直者なのに救われなかったんだ。

僕は自他共に認める恐妻家だ。妻は「恐い」という表現よりも「危ない」かな。

でも危妻家なんて聞いたこともないから、恐妻家を名乗ってる。

僕が推奨している、脱力系サヴァイブについては初回投稿(ダリーin Osaka 【破壊衝動ブルースマン】氏の芸術的な絵が表紙)を読んでもらえれば判ると思う。(二作目以降は自作の絵にしているが、ブルースマン氏の芸術的な作品には遠く及ばない)

研究し実践した結果、少しずつだけど自分の時間を持てる様になってきた。

仕事上がりに友人とも会うことができるようになったので、我が恐妻にこの事をバカ正直に話してしまったのだ。

そう 僕は職場に於いては脱力系サヴァイブを実行しているけど、家庭でのサヴァイブは考えていなかったんだ。(完全にアホです)

前々から友人と会う事を恐妻には伝えてあったのだが、ヤツは帰宅の時刻を指定していやがったのだ。

久しぶりに友人と会って積もる話もあり、予想外の結婚相談を受けるなど気が付いた時には約束の時間になっていた。

友人と別れ、恐妻に連絡をしたところ…。

通話になった途端、しばらくの沈黙…。事情を説明し謝るタツオ。(ヒェー)

ヤツの不気味な笑いに戦慄が走る。(ゴクッ)

ここからは恐妻のラップソング

YoYoYo!テメファカッ
どうなるかYo わかってんだろなキルメーン88888(ヒェー)ブチッ!

電話が切れた。その後かけ直すも繋がる筈はない。

もはや生きた心地はしない。

目の前は全て白い世界だった。この後で自分を待っている恐怖に耐えられそうもない。

どうやって家に帰って来たかは全く覚えていないが、僕は家の門扉を開け愕然とした。

玄関前に散乱しているのは、僕の衣類や書籍に楽器じゃないか(ヤアオ!!)

タツオには自分の部屋が無い。そう、この家は完全に我が恐妻ヒップホッパーの支配下に置かれているのだ。

僕は家を建てた時に、自分の物をある程度は売ったり捨てたりした。こういう時に恐妻に投げつけられたりするので、割れ物は全く持たないようにしていたw。

ある意味では強制的なスリム化に成功していた訳である。だからこそ、いま玄関前に転がっているのが僕の全てであることが容易にわかったのだ。(クー!)

僕はそれを拾う訳でもなく、そのまま家の中に入った。そして、そーっと寝室を除き子供が寝ているのを確認したのだ。

そう、この後に起こるであろう惨劇を彼には見せてはならない…。直感でそう思ったのだ。

リビングへ行くと恐妻はTVを見ていた。その表情を見てみると、どうやって僕を追い詰めてやろうかと顔に書いてあった。無論、TVはカモフラージュだ。

何を言っても反応しない。
仕方なく、僕が捨てられた所有物を拾いに行った瞬間。

乾いたシャウト(叫び)が響き渡る。

彼女はラッパーだと思っていたが、ヘビィメタルバンドのフロントマンでもある様だ。(何とも多才である。)

ちなみに連想するとKornというバンドのBlindって曲の第一声だ。(アーユーレディー!!ってとこ。知らない人Sorry)https://www.youtube.com/watch?v=SGK00Q7xx-s

この後は散々な目にあったが、これ以上は語りたくない…。そう、このBlindって曲を聴くといつも思い出すトラウマさ。(俺には何も見えない 和訳)皆さんの想像にお任せしよう。

〜正直者は救われるという最大の嘘〜

中国の古典で孔子という人物についてかかれた「論語」というものがある。この中で、正直者について書かれているところがある。(子路編かな)

ある村で、父親を告発した息子がいた。父親が羊を盗んだのを見たからだ。

孔子はこれを耳にして間違っているといった。孔子のいう正直者とは、父は子を子は父をかばって隠す。自然の感情の作動を正直だと述べている。

これ、父親を売った息子は僕のいうバカ正直なやつだ。ただ、この息子は嘘はついていない。この一説が「嘘」と「正直」の真理に迫っているものだと思う。

まぁ「論語」についても賛否があると思う。上の人間(権力者や年配者など)を尊うという考え方が支配者階級に利用された感もあるしね。論語読みの論語知らずなんて皮肉な言葉も出来たくらいに頭でっかちになりやすい反面もあるか。

学生時代、どちらかというと僕は「論語」は好きな方だった。だが生き抜く厳しさを知った今(恐妻デスボイスによる惨劇もしかり)、同じ古典でも実践的な「孫子の兵法」や人間を超越した捉え方をする「荘子」などを参考にする機会が増えた。(※急にマジメぶってるけど、基本は超絶くそ野郎だということをお忘れなく)

生きるか死ぬかが掛かった生存競争において、我々生物は様々なフェイクを駆使して生き抜いてきた。

カメレオンの様に体の色を変化させるのは代表的なフェイクだね。

会社にいる時は、その場に合わせたフェイクを(脱力系サヴァイブ)。家庭でも、それ相応のフェイク(仕事口実系サヴァイブ)を使う。こうして自分の時間を捻出し、コンビニの駐車場でnoteを更新している訳だ。

あの惨劇以来、僕はミドルネームをもった。「いつも カメレオン タツオ」である。でもこのカメレオンという部分はフェイクで見えない。従って「いつも タツオ」である。このnoteを読んだ人だけが知っている真実だ。

今回2作に渡って「嘘」について書いてきた。読んでくれて有難う。

PS:誰にも教えてはいけない真実だ。「いつも タツオ」より







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