おはnote全員

懐かしのリトルフナムシ丼

おはようございます。脱力系サヴァイバーいつもタツオです。朝方300秒で目を通せる「おはnote」

風邪が流行っていますね。先日インフルエンザの予防接種を受けに病院に行ったのですが、そこで風邪をもらったようで「コホンコホン」やってます。

今日はサクッと行こうか。てな訳では「おーい!!」



ユカノ・モプコ:「おはようございますぅ」


いつもタツオ:「やぁやぁ。モプコちゃん調子はどうだい?」

ユカノ・モプコ:「昨日ラーメン食いてぇと思いまして、ラーメン屋さんに行ったんすよ。んだらばラーメン出された時に店員さんの指がツユに入っててガチ豚骨っす」

いつもタツオ:「そりゃ出汁でてるね。店員さんにはその事いったの?」

ユカノ・モプコ:「カウンター席だったもんで隣のお客さんを不快にさせちゃ悪りぃと思いましてね。入ってますとだけ…。多分、店員さんは あ〜はいとだけ言ってたんで、何のことか分かってないかもしれんです」

いつもタツオ:「そりゃハッキリ言わなきゃいかんよ。フィンガーインしてるって。主語を言わなきゃ伝わらないよ」

ユカノ・モプコ:「いやぁアタシャそこの常連なもんで、遠慮しちまったなぁ。んだが、なぜかいつもよりコクがあってうまかったぞ。ありゃほんと出汁がでてたのかもしれんすよ」

いつもタツオ:「君が良いならそれでいいよ。でもまぁ常連って聞いてなんだか分かる気もしたな」




・この遠慮して言い難くなる現象について、ちょこっと深掘りしていこう


実際これは僕も経験があるんだが、仕事の関係で一時期なんだけど海から近いところに住んでた時があった。

その時はまだ独身で、慣れない場所だったのもあっていつも決まった定食屋で夕食を済ましていた。

そこでの生活も少し慣れてきた頃、いつも通り決まった定食を頼み箸が進む。そして何気なくどんぶりを眺めた時…いたんだ。






フナムシのちっちぇー奴が!!!

僕はそこの親父さんと仲良くなったこともあって、ちょうど話が弾んでいたんだ。

なぜだろうか。

言えなかったんだ…。

スマートにお勘定を済ませ、フナムシ入りのどんぶりを残したまま僕は店を後にした。


そして、二度とその店を訪れる事は無かった。


これは間違いなく断言できる。初めての店なら確実に申し出ているのだ。「リトルフナムシ丼」です!ってね。


これは、僕が文句を言う嫌な奴だと思われたくないのか?

いや違う。好きになった店と店主に失望したくなかったという心の葛藤か。

それとも彼らを傷つけたく無かった?

何はともあれ僕は一番最悪な選択をしたのだろう…。

僕が帰った後に店の店主が「リトルフナムシ丼」を見てどう思うであろうか。

きっと罪悪感が沸いて傷つくだろう。そしてその場で言う事なく二度と訪れなかった僕は、文句を言う以上に嫌な客だったんじゃないか。

気の良い亭主だったからなぁ。謝るべき相手を失って残念に思ったろう。

親しくなっていくと言い難くなる事って確かにある。

でも言った方が良いね。これってある意味では決めつけであって、相手に対しても失礼になるよね。


今日は土曜日、僕は仕事です。仕事や学校がある人も、お休みの人も、楽しい一日になるといいね!

-おしまい-

スキやコメントを頂けると励みになります。 まさかのサポートを頂いた場合は、移動費に使ってフィールドワークしたネタを書いてきますね。