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生命は共鳴している

 物づくりが好きなので、資格を取るためにキャンドル教室に通っていたことがあります。その時印象的だったこと。

 国立駅南口を出て一橋大学方面へと歩いていくと、そこは立派な木々に囲まれた遊歩道になっています。そこに生えている木々は多種多様で、紅葉だったり銀杏だったり赤松だったり、ちょっと見ないような植物の多様性があります。リスが顔を出しそうな大きな窪みがある古くて大きい木もあって、ちょうど紅葉が近い頃に行くと、その木々達が全体的になんとも言えない絶妙な色彩に染まっていて、本当に目の保養になる。これが自然の芸術なのかと思います。空気も良くて、動物達も飼い主と一緒に楽しそうに散歩している。

 こんなに古い多種多様な木々が残されている場所って本当に貴重だと思います。日常生活で見る木はこんなに大きくも古くもない。年齢を経た木々の重厚感は貫禄がすごいし、雰囲気がある。木ってこんなに巨大な生命体になるんだと素直にびっくりします。大学付近はそういう場所が多いので、偶然行く機会があるととても嬉しいです。物件を探す時も大学付近はおすすめ。(緑が多く地盤が安定していて災害に強い)😄♪

 で、なぜそういう場所が好きかと言うと、そこをしばらく歩くだけで、お腹の調子がすごく良くなるんです。腸のあたりが暖かくなるというか、とにかく気持ちが良い。歩きながら周囲を良く見ると、木々の間に色々な草花が咲いているのですが、他の場所の植物よりずっと生き生きしている。葉の緑が鮮やかで光を含んでいる感じ。微生物含め自然の循環が良く行われているんだと思います。お腹の調子が良くなるのは、周囲の元気な植物・微生物達と腸内細菌が共鳴してパワーアップするおかげだと思う。

 それとは逆に緑のほとんど無い繁華街の人混みや、役所、銀行など人間・機械で固められ、それ以外の生命の気配を感じないところは、長時間いると本当にお腹の調子が悪くなります。😅

 人間だけしかいないって本来はとても不自然な環境だと思う。現代みたいに都市化して人が密集して暮らすようになったのって、歴史から見ればつい最近のことだしね。色々な生命が循環して、相互に補い合っている雑多な環境が自然だと思うので、自分の生活環境・人生もそれに近づけていけたらいいなと思っています。🤗


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