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「聞く姿勢(ジェスチャー)」の重要性

おはようございます。

今日も、不動産仕入営業のみなさんにむけて記事を書きました。

仕事に役立ててくださいな。



就職活動のときに・・・


わたしが就職活動をしていたときに「ハッ」としたことがあります。

どこの不動産会社だったかな?

「いま、つま先を向けて話を聞いている人が、何人いるでしょうか?」と聞かれたのです。

採用担当が壇上に立ち、就活生にむけて会社説明をしているときでした。

「あなたたちは、会社で働きたくて、ここにいる。であれば、会社のことを全力で聞かなければいけません。」

ふむふむ

「であれば、採用担当である私に、つま先を向ける(体を向ける)べきです。会場の端に座っているならば、壇上の中央で話すわたしにつま先をむけるから、体はナナメでなければいけません。」

ほう

当時のわたしは、そんなことを意識したことがなかったので、ドキッとしました。

聞く姿勢を、そこまでチェックするものなのか・・・と。

でも、たしかにそうですよね?

たとえば、アーティストのライブ会場では、ファンは身を乗り出してでもアーティストの歌声に耳を傾けています。

はしっこにいるファンも同じです。

全員、中央で歌うアーティストに体を向けていますよね。

つまさきを向けていますよね。

(いま、ユーチューブでライブ映像をみていて気付きました。そうです。わたしは記事を書くときは、ながら作業で書くこともあるのです。笑)

会社の”歌声”を聞きにきた就活生に対して、「おい、おれの歌を聞きにきたんじゃねーのかよ!」と主張した採用担当は、筋が通っていたわけです。

もしかしたら・・・

あのとき、つまさきを向けて聞いていた就活生だけが、一次選考を通過していたのかもしれません。(わたしは落ちました。)


メラビアンの法則


メラビアンの法則とは?

コミュニケーションにおいて「視覚情報が55%」「聴覚情報が38%」「言語情報が7%」のウェイトで影響を与えるという法則です。

もういちど、いいます。

視覚情報が55%です。

人の印象は、半分以上がジェスチャーやリアクションで決まります。

お笑い芸人のさんまさんが、人形で机を叩いて笑うのも、新喜劇でコケるのも、聞く姿勢のお手本です。

大正解なのです。

わたしたち仕入営業は、いまだにオフラインでコミュニケーションをとりますから、現場で人の話を聞くことは、よくありますよね。

無表情で聞いていませんか?

楽しそうに聞けていますか?

話を聞くときこそ、全力を尽くすべきなのです。(オーバー過ぎると、かえってサブいですが・・・)


スピーチで緊張しないコツ


大勢の人前で、緊張しないコツがあります。

それは、”最前列の人をみながら話す”です。

最前列の人は、後列に比べて「聞く意欲」がたかく、うなづいてくれる人がいます。

それを見ることで、「自分の話を、承認してもらえた」と安心できて、不安がなくなるらしいのです。

これは、聞く姿勢を逆手にとった、”話す側で活用できるテクニック”ですね。

それぐらい、ジェスチャーは有効で、人がどれだけ視覚情報に影響を受けているのかが分かります。


就職活動以降


よほど「ハッ」としたのか、就職活動以降、人の話を聞く時には「つまさき」を話す人に向けています。

また

スピーチする人に対して、軽くうなづいてあげたり、表情をやわらかくして聞くことを心掛けています。

日頃からジェスチャーを意識すると、肝心なときに有利にことが運ぶものです。

勝手に、人に、好かれます。

聞く姿勢にこだわってみてください。



では、また来週!

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