仕入営業の新人は、査定をするな。
おはようございます。
木曜日7時に、不動産の仕入営業にむけて「ビジネスヒントになれば」と記事を書いていますが、今日は時間がないので殴り書きです。
誤字脱字はご愛嬌で。
選択と集中とは?
ビジネスにおいて、「選択と集中」という言葉を聞いたことがありますか?
経営資源は有限なので、「得意分野に絞ってリソース(お金や時間)をさく」というもの。
なんでもかんでも手を出すのはやめて、結果が出そうなものだけに時間を使いましょう。
ということなんですけど、わたしたち仕入業務において、手っ取り早く選択と集中が可能である例を紹介すると、「査定」です。
今回のような無料記事シリーズでは、仕入の経験が浅かったり、若者向けに記事を買いているので、手っ取り早く、わかりやすく説明しますと…
「『査定基準リスト』を作っちまえ」といったところです。
たとえば
「敷地延長(旗竿池)は査定しない。」「道路の突き当たりは査定しない。」「入札は入れない。」みたいに、査定をしない条件を自分の中で明確にして、それを徹底して守るのです。
「駅距離10分以上は買わない」「高低差が1メートル以上の物件は買わない」とかでもいいです。
わたしは、新人に仕入を教えたりすることがあるので、よく感じることがあるのですが、いちいち取り組めそうか迷っている人が多い。
「これは、買えるのか?」「取り組めそうか?」と悩んでは、査定をしてみたり、区割りをしてみたり…
もちろん
はじめは勉強のために、いろいろな物件を触ってみるのはいいでしょう。
が
新人で結果をすぐに出したいのであれば、査定基準リストに該当しない時点で3秒で断りやがれ
全く手をつけるな
紙はクシャクシャにして、ゴミ箱にポイ!
「場所がすごくよくて、道路の突き当たりでも買えたかもしれない」って?そんな都合のいい解釈はやめて、現実的に、もっと仕入の可能性がある(会社の求める)物件だけに絞って査定しやがれってんだ!
ダメな営業は、この判断ができません。
ベンチャー企業では、売主(宅建業者)の土地は、どれだけ安かろうが、どれだけいい立地であろうが、「買わない」とルールを決めている会社もあるし、オープンハウスも高低差がある物件には「手をつけない」という決まりがありました。
キーエンスでも、結果がでやすいコトだけに注力して、結果に繋がらなそうなコトには時間を使わないという文化があるそうです。
わたしだって、昔、訪問なんてやめて、会社がもとめそうな土地情報だけをネットから引っ張る作業だけを1日中やったりしています。
それでいいじゃないですか。
歩くと仕事した気になりますよね?
頑張った気になりますよね?
仕入契約しないと、どれだけ歩こうが、仲のいい仲介が増えようが、評価されません。
ということで、新卒の方が見ることも増えたこのアカウントでは、「選択と集中」を推奨します。
これはつまり、「会社が求めなそうな物件は、3秒で切れ」「査定なんかするんじゃねい」ということであり、結果がでたあとに、勉強のために「手をつけたことがない物件も査定してみる」というのが、できる仕入営業になるための順番です。
勇気を出して、査定しないでみろ!
結果が出るコトに時間をつかえ!
では、また来週!
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