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仕事うんぬんかんぬんより「人格」って話

おはようございます。

みなさん、仕事は順調ですか?わたしは、終電もない深夜2時に、不動産会社のデスクでヒクヒク泣きました。不動産営業に悩むのがわかるので、みなさんの仕事に、役立つ記事を投稿します。

【実績】

  • 3年で100棟の戸建住宅を開発

  • エリアは一都三県

  • 5社以上の不動産会社に勤務



今日は、ビジネスの内容を置いて「かっこいい!」って、おもった話にします。

みなさんは学生時代、スポーツをやっていましたか?

わたしは学生時代、ゴリゴリの体育会系でしてね、あたまが五厘刈り(青坊主)でした。

それぐらい”ガチ勢”のみんなでスポーツに打ち込んでいたから、社会人になったいまでも、年明けには「スポーツしようや会」があって、「いま、どんなことしてんの?」って話になります。

でね?

スポーツ仲間の「Sくん」の話がかっこよかった。

「Sくん」は、物流関係の仕事をしていて、現場をとりしきるリーダーでした。現場監督ですね。

「Sくん」は一息つくと、おもむろにアイフォンをとりだし、現場のスタッフに電話をかけて「問題はないか?」と確認をはじめました。

S:「もしもし、そっちどうっすか?」
現場スタッフ:「おつかれさまです。問題ありません」
S:「在庫もあります?」
現場スタッフ:「だいじょうぶですー」

「Sくん」のとなりで電話のやりとりを聞いていたわたしは、ふと、疑問におもったのです。

「現場スタッフの声をきくと、ずいぶん年をとっていない?」

「Sくん」は、わたしの質問にこたえます。

「そうそう、いま電話した人は、もう60歳だよ」

! おどろきました。

Sくんの年齢は30歳前後ですが、60歳のおっさんを部下にもっているのだそう。(物流の現場では、めずらしくない)

きけば、60歳の部下を従えることになったのには、こんな理由がありました・・・

S:「このおっさん、人がよくてさ、、、ほかの現場にいたころは、みんなからコキ使われたり、現場監督にいじめられたりしていたんだ。でも、おっさんは文句ひとついわずに、ひたすら仕事を頑張るもんだから、このまえ意識を失って、倒れちゃったんだよね。」

わたし:「・・・それは、ひどい。」

S:「おれの親父と年齢もちかいし、ほっておけなくてさ、いじめられてる現場からはがして、おれが引き受けたんだ。」

なんと

Sくんは、まわりからコキつかわれる60歳のおっさんを救うために、自分の現場に移動させたというのです。

ほかの現場リーダーからすると、都合がわるい(雑用を任せられなくなった)らしく、なにかと理由をつけて60歳のおっさんを取り戻したがるらしいのですが、「Sくん」が、そうはさせない。

「60歳のおっさんを囲っている」といいます。

・・・しびれません?

すなおに、かっこいい!

そういえば、「Sくん」って、学生の頃から、そうでした。

Sくんは、すごいコワモテなのに、よわいものイジメはしなかったし、スポーツを教えてくれたり、まちがったことをすれば、正してくれた。

こまったひとがいれば、「立場」とか「合理性」をガン無視でたすけます。

生き様というか、信念みたいなものが、学生時代からまったくブレずに「いい意味で変わっていなかった」んですよね。

社会人になり、めまぐるしく不動産の数字におわれる毎日で、大事なものを見失っていた気がします。

「とにかく契約」「上司の機嫌」「組織の都合」そんなことばかり考えて「人を救おう」みたいなことが、そっちのけになっていないか?

そう、実感しました。

「仕事人であるまえに、人であれ」で、仕事で結果をだすことも必要ですが、それよりもまず、人として一流の人格者であるべきだと。

思いやり、感謝の気持ち、それらを欠かさないのが、なにより重要ですよね。

すくなくとも、わたしはそういう人をリスペクトします。

というか、人格を磨けば、おのずと仕事で成果がでるだろうし、幸せになれると思うのです。

現に、Sくんは30歳前後で、高い地位を築いています。

仕事うんぬんかんぬんより、まずは「人格」ですよね。

初心にかえらせてくれた「Sくん」「年明け」「スポーツ」ありがとうございました。

ことしは、一層、人格をみがいていきます。

では、また来週!



PS,,,

ちなみに、Sくんは幸せな家庭を築いておりますが、奥さんの両親から、なかば強引に引き離すかたちで結婚しています。

つまり、奥さんは駆け落ちです。

なぜか?

奥さんの両親はヒステリックな一面があり、包丁をとりだしてしまうようなこともあったので、Sくんが奥さんをたすけるために、関西からひっぱってきたんですって。

なにからなにまで、かっこいい。


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