筋トレの歴史と目的

どうも、パーソナルトレーナーの一徳です!

筋トレとは、様々な抵抗の要素を
用いて負荷をかけて行うことで
一般的には「筋力トレーニング」
と呼ばれています。

健康づくりからボデイメイクまでの
あらゆる目的を達成するのに、
かかすことができないものです。

今回は、筋トレを行う者なら
知っておっくべき筋トレの歴史と
なぜ筋トレをすべきなのかという
目的を解説します!

筋トレの歴史

「筋肉を鍛え、たくましい身体を作る」

という概念は古代ギリシャ時代
から始まっています。

今から約2600年前、
クロトナ(ローマ)に住んでいた
ミロンは、古代オリンピックで
第61~66回までレスリング競技で
連続優勝しました。

彼は少年時代から、仔牛を肩にかついで
毎日1キロの道を歩いていたらしいです。

仔牛の成長は早く1年、
2年と経つにつれ雄牛になりましたが、
ミロはなおも同じ牛をかついだので、
数年後には人々が驚くほど
筋肉隆々たる青年になったと、
記録に残されています。

最後には、400kgの雄牛を肩に担いで、
オリンピック競技場の端から
端まで180m歩いたという
逸話が残っているほどです。

すごいですね。

そして、時をほぼ同じくして、
紀元前約2500年にエジプトで
筋力を高めるトレーニングが
行われていたという記録が残っています。

また、アジアでも紀元前から
筋力を高める活動が行われていたようです。

3世紀頃には、ダンベルの原型とも
言うべき器具を用いたトレーニングが
性別を問わず行われていました。

現代と同じように重量を調整できる
バーベルやダンベルが生まれたのは、
19世紀末頃と言われています。

その後、19世紀末に
フランスのクーベルタン男爵が
「オリンピック競技を世界的な規模で復活しよう」と呼びかけ、
1896年に第一回近代オリンピック競技が
アテネで開催されました。

すると、ボディビルディングの先駆者、
ユージン・サンドーという医師が、
1897年に『筋力とその強化法』
という書籍を出版しました。

バーベルやダンベルを用いて
筋肉を大きく発達させる
方法を普及させました。

裕福な家庭に育った彼は、
少年時代に家族とイタリアを旅行し、
博物館に陳列されていた
古代ギリシャ・ローマ彫刻の戦士達や
伝説の英雄達に強い衝撃を受けます。

その後、解剖学などを一心に研究します。

自ら立派な肉体(身長172cm、体重85kg)
を作り上げました。

肉体美を競うコンテストが1898年に
重量挙げ競技と併せて
ロンドンで開催されています。

さらに20世紀。1960年代になると、
様々なトレーニングマシンが開発されました。


筋トレの目的

レジスタンストレーニングの目的は、
大きく次の6種類に分けることができます。

1. 目的としているパフォーマンスの達成

できなかった日常生活における
動作やスポーツ動作が可能なったり、
よりスムーズになったりします。

2. 筋力・筋持久力の向上

拳上重量の増加に伴い、
発揮できる筋力が増加したり、
反復回数の増加に伴い
筋持久力が増加したりします。

3. 筋肉の肥大

トレーニングを継続することで
筋繊維が太くなり、結果筋量が増えます。

コンテスト選手はここを
目的としてる人が多いと思います。

4. 身体操作の基礎作り

トレーニングのための
トレーニングを行うのではなく、
正しい動作を獲得するための
筋トレを行うことにより、
無駄のない美しいフォームや
正しい動きをクセを
身につけることができます。

5. 神経回路の開発

動作を繰り返し行うことにより
神経の伝達能力が向上し、
動員される筋線維の数が増加します。

6. 障害予防(プレハビリテーション)

筋力の不足によって起こる将来
予想される外傷や傷害の予防をします。

7. 柔軟性の獲得

筋肉が弱化すると筋肉を硬縮させて
肢位を固定しようとするが、
筋力が向上することにより
硬直の必要性がなくなり、
結果柔軟性が増します。

改めて歴史知ると面白いですよね!

最後までお読み頂き、
ありがとうございました!

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