2015年10月14~17日の日記

〇14日

 対岸の図書館に行った。詰め碁や将棋についての本、日本法制史や中公版世界の歴史を読んだのであった。その日はファミマのコンビニコーヒーも飲んだのであった。また森鴎外の帝諡考を読もうと考えたのもこの日であった。次々とその時のことが思い出されてくる。夕食にはにんにくのきいた肉の炒め物を食べた気がする。

〇15日

 確かこの日は午前中にランニングをすませてしまったのであった。昼飯はアジフライとイカフライとご飯だった。夜は塩鶏であった。午後と夜には何をしていたであろうか…。マリオカートをやったりガキの使いを観たりしていたのではないだろうか。最近寒くなってきたからか、どうもガキの使いを観てしまうのである。

〇16日

 この日はずっと家にいた。非常に陰鬱な気分で1日を過していた。雨が降っていて、天気も悪かったのでそのせいかもしれない。しかし夜になるにつれて段々と調子が上向いていった。しかしまだ完全には谷間から這い出すことができていなかった。光のある場所へ出ていくためには決定的な何かが必要だった。それで私は気分転換にMosntedを観ることにしたのである。この作戦は完全に成功した。私は陰鬱な気分を綺麗さっぱり吹き飛ばすことに成功したのであった。


〇17日

 この日も雨が降ったので外出することができなかった。正確に言うと午後は晴れたのだがなんとなく外に行く気がしなかったのだ。


 午前中は「財閥と帝国主義」を読んでいた。読んだのは3章で、主にヨーロッパ向けになされた投資のことについて書かれていた。第一次世界大戦中日本はヨーロッパ、特にロシアに生産能力が許す以上の量の武器を輸出し、その代金支払いの代わりに各国の証券を多数受け入れた。当時イギリスは金本位制を停止し、アメリカも間もなく金輸出を停止したので輸出で稼いだ金を日本に持ち込むことができなかった。それで稼いだ金を外国の証券に投資することによって金を運用しようとしたのである。外国が日本で発行した証券はその多くが政府によって買い入れられた。買い入れられた証券の中にはロシア革命によって紙切れ同然になったロシア発行の証券も含まれていた。日本がシベリアにこだわり、反革命のオムスク政権を支持し続けた理由も、こんなところにあったのではないか、という感想を抱いた。

 ちなみに今日掃除機が壊れた。長年使っていたもので、最近変なにおいを発生させるようになっていたのであった。


 午前中は本を読みながらそんなことを考えていた。午後はパソコンであんなものやこんなものを見ていた。また、monsterの4話と5話を観た。大人となったヨハンと初めて顔を合わせるシーンには見覚えがあった。しかしヨハンが院長たちを殺害した時点で物語の主要なテーマには解決がついてしまっているようにも思えた。そういう意味でもこの物語はエンターテイメントに徹しているのかもしれない。


 


 

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