2015年12月19日の日記
昨日はランニングをした。橋は渡らずに、こちら側の道を走った。犬を散歩させている人と、野球場でキャッチボールをする人々、そのそばで大量の空き缶を詰めた袋を荷台に乗せて自転車を漕ぐホームレス。見た人間といえばそれぐらいのものだった。
それからまたあの鳥を見た。白黒色が特徴的なあの鳥。やはりあれはハクセキレイなのだろうか。
昼食は…チャーハンだった。
食後ひたすらにパソコンをしていた。
夕食は鮭と温泉卵ととろろと味噌汁であった。味噌汁には大根とほうれん草とにんじんとなめこが入っていてなかなか美味しかった。米を結構たくさん食べた。
夜はあまり生産的なことをしたとは言えない。そう言えば大体何をしたのかということはわかってくれるだろう。
今日のことも書く。午前中は色々と調べごとをしていた。主に農業の流通のことについて調べていた。中国、日本、アメリカなどの事情について調べていた。
中国は人民公社が生産から流通まで牛耳っていた時代の後、改革開放でまず作物の一部を市場で売却することが認められるようになり、そして全国に卸売市場が開設されてそこで自由に作物を売ることができるようになった。
日本は農協を通して売るのが普通であるが、最近は農家とスーパーが直接契約を結んだりもしているらしい。現在では流通する米のうち農協を経由するものは半分程度なのだという。時代も変われば変わるものである。
アメリカは穀物流通はメジャーと呼ばれる大企業が握っている。日本に比べてとにかく農業は大規模で、アメリカで零細農家と呼ばれるものでも日本では大規模農家と呼ばれるほどの規模を持っているのが普通だという。農家は収穫した作物を拠点ごとに設置されているカントリーエレベーターという倉庫に売って金に換えるのである。このカントリーエレベーターを管理しているのはメジャーなのかどうかということはいまいちわからなかった。ある作物は地元で消費され、ある作物は集められて近場の都市に運ばれるとかそんな感じなのだろう。
世界の農業の流通というものがどうなっているのか気になって調べたのである。まあ午前中はそんなことをしていたというわけである。
昼食はうどん。餅やちくわ、卵などが入っていた。デザートにみかんとプリンを食べる。
食後昼寝をする。ぐっすりと眠り、夢を見る。街の中を徘徊する夢である。盛り場があり、そのそばにバスロータリーのようなものがある。その辺を私はうろうろしている。向こう側から歩いてきた男はよろけ、やがて道路に倒れこんで眠りだす。そばを歩いていた2人の若者たちはあからさまに倒れこんだものから離れていく。私もできるだけ足早にそこを離れていく。私はどこかを目指している。高い塀と生垣にはさまれた細い道を歩いていく。やがて遠くに建物が見えてくる。それは蔓や葉などに囲まれている。そこは地下への道の入り口のようになっていた。それは駅のような感じもした。
場面はかわって、何か部屋で机に向かって私は本を読んでいる。私は本棚から分厚い本を取り出す。そしてそれが図書館から借りた本で、返却期限が随分前に過ぎたものであることに気づく。それは挿絵がたくさん入った図鑑のような本で、著者がナボコフだったということだけ覚えている。
夢を見た後は爽快な気分であった。その後パソコンを開いて今に至るわけである…。夕食は何だろうか?
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