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【徹底比較】主なVRヘッドセットまとめ

・Oculus

公式サイト:https://www.oculus.com/?locale=ja_JP
開発:Facebook Technologies(親会社:Facebook)
注意事項:使用にFacebookアカウント(本名)が必要。アカウントが凍結された場合、身分証明書の提示が必要。凍結中は、一切のアクセスが出来ない。
販売中:Oculus Quest 2、Oculus Rift S(2021年販売終了予定)
販売終了: Oculus Rift、Oculus Go、Oculus Quest
シェア率(Steam):53.27%(2020年11月)
対応製品数(Steam):4164件(2020年12月)

Oculus Quest 2

PC要否:不要(セットアップにスマホが必要)
方式:インサイドアウト
プラットフォーム:Oculusストア(Oculus Link使用でSteamも可)
価格:37,180円(64GB) / 49,280円(128GB)
解像度:1832×1920
リフレッシュレート:90Hz
視野角:非公開(100~110度程度)
重量:503g
スピーカー・マイク・イヤホンジャック:あり
発売日:2020年10月13日

Oculus Rift S

PC要否:必要
方式:インサイドアウト
プラットフォーム:Oculusストア、Steam
価格:50,722円
解像度:1280×1440
リフレッシュレート:80Hz
視野角:非公開(110~115度程度)
重量:非公開
スピーカー・マイク・イヤホンジャック:あり
発売日:2019年5月21日

・VIVE

公式サイト:https://www.vive.com/jp/
開発:HTC / Valve Corporation(Steam運営)
注意事項:VIVE Focus Plusは法人向けとされているが、一般人も購入可。
販売中:VIVE Cosmos、VIVE Cosmos Elite、VIVE Pro、VIVE Pro Eye、VIVE Focus Plus
販売終了:HTC VIVE、VIVE Focus
販売予定(詳細不明):VIVE Cosmos Play、VIVE Cosmos XR
シェア率(Steam):21.89%(2020年11月)
対応製品数(Steam):5467件(2020年12月)

VIVE Cosmos

PC要否:必要
方式:インサイドアウト
プラットフォーム:Steam、VIVEPORT
価格:98,870円
解像度:1440×1700
リフレッシュレート:90Hz
視野角:110度
重量:非公開
スピーカー・マイク・イヤホンジャック:あり
発売日:2019年10月11日

VIVE Cosmos Elite

PC要否:必要
方式:アウトサイドイン(外部センサー)
プラットフォーム:Steam、VIVEPORT
価格:120,989円
解像度:1440×1700
リフレッシュレート:90Hz
視野角:110度
重量:非公開
スピーカー・マイク・イヤホンジャック:あり
発売日:2020年3月18日

VIVE Pro

PC要否:必要
方式:アウトサイドイン(外部センサー)
プラットフォーム:Steam、VIVEPORT
価格:153,500円
解像度:1440×1600
リフレッシュレート:90Hz
視野角:110度
重量:非公開
スピーカー・マイク・イヤホンジャック:あり・あり・なし
発売日:2018年4月6日

VIVE Pro Eye

PC要否:必要
方式:アウトサイドイン(外部センサー)
プラットフォーム:Steam、VIVEPORT
価格:179,168円
解像度:1440×1600
リフレッシュレート:90Hz
視野角:110度
重量:非公開
スピーカー・マイク・イヤホンジャック:あり・あり・なし
発売日:2019年6月28日

VIVE Focus Plus

PC要否:不要(セットアップには必要)
方式:インサイドアウト
プラットフォーム:VIVEPORT
価格:98,725円
解像度:1440×1600
リフレッシュレート:75Hz
視野角:110度
重量:695g
スピーカー・マイク・イヤホンジャック:あり
発売日:2019年4月15日

・Valve Index

公式サイト:https://store.steampowered.com/valveindex/
公式サイト(代理店):https://steamvr.jp/
開発:Valve Corporation(Steam運営)
販売中:Valve Index
販売終了:ー
シェア率(Steam):15.73%(2020年11月)
対応製品数(Steam):5154件(2020年12月)

Valve Index

PC要否:必要
方式:アウトサイドイン(外部センサー)
プラットフォーム:Steam
価格:138,380円
解像度:1440×1600
リフレッシュレート:144Hz
視野角:130度
重量:748g
スピーカー・マイク・イヤホンジャック:あり
発売日:2019年6月28日

・Windows Mixed Reality(Windows MR)

公式サイト:https://www.microsoft.com/en-us/mixed-reality/windows-mixed-reality
開発:Microsoft
注意事項:前項3つのVRシリーズと異なり、各社から販売されている。
販売中:
HP(HP Reverb G2)
販売終了または入手難:Dell、Acer、富士通、Lenovo、ASUS、Samsung、HP(HP Windows Mixed Reality Headset、HP Reverb Virtual Reality Headset)
シェア率(Steam):5.82%(2020年11月)
対応製品数(Steam):1626件(2020年12月)

HP Reverb G2

ValveとMicrosoftの共同開発。HPが販売。
PC要否:必要
方式:インサイドアウト
プラットフォーム:Steam、Microsoft Store
価格:65780円
解像度:2160×2160
リフレッシュレート:90Hz
視野角:114度
重量:500g
スピーカー・マイク・イヤホンジャック:不明
発売日:2021年1月28日(予定)

・その他

PlayStation VR

PC要否:不要(PS4, PS4 Pro, PS5が必要)
方式:アウトサイドイン(外部センサー)
プラットフォーム:PS Store
価格:38,478円
解像度:1920×1080
リフレッシュレート:120Hz
視野角:100度
重量:610g
スピーカー・マイク・イヤホンジャック:あり
発売日:2016年10月13日

まとめ

Oculus:PC接続型のRift Sを販売終了することから、お手軽価格の中堅VRという立ち位置を狙うと思われる。シェア率を上げてきたが、2020年10月からFacebookアカウントが必須となったことがやや難である。
VIVE:現状、高価格高性能という立ち位置。マイナーチェンジを繰り返しており種類が多く、ユーザーが分散している。Oculus Quest 2に対抗したデバイスを出すか注目だが、発表済み未販売のデバイスが既に2つあるため、どうだろうといったところ。
Valve Index:1台でシェア率が15%あり、開発がSteamのValve Corporationであるため、Steamと相性が良い。また、コントローラーが唯一指全てを認識する仕様で、自由度が高い。次世代機にも注目したい。
Windows MR(HP Reverb G2):6.5万という価格ながら解像度は両目で4Kで、18万のVIVE Pro Eyeよりも高解像度。しかし、現在は予約再開待ちで、予約済みの人にも延期が通知されるなど、進捗は不透明である。また、Microsoftは法人向けであるMicrosoft HoloLensに力を入れており、一般向けにどれほどのやる気があるか分からず、今後については、本機の売上と反応次第と言えるだろう。

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