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「五感を使うと幸せ感が増す」

坂本龍一のドキュメント映画:CODAを観た。
 
教授の音楽を作り続ける生活に何年か密着取材したドキュメントだ。
音に対して、真摯に向き合う教授の姿がそこにあった。

教授はがんを患った。治療は終わったが、自らの命に終わりがあることを明確に意識したようだった。それから音への執着、仕事への姿勢が映像によって伝わってくる。
 
自然の音や楽器以外の音に関心をよせて、森の中の音を収録したり、雨の音を様々な方法で録音しているのが興味深かった。
 
坂本龍一に興味がなかったら、全く意味不明なドキュメントだっただろう。
教授は僕が6歳の時に既にYMOのメンバーで世界ツアーを成功させている。僕にとっては子供の頃からのスターだ。その彼が様々な音に真摯に耳を傾ける様子は、こちらも一緒に吸い込まれるようなエネルギーに満ちていた。
 
映画が終わり、外に出ると普段聞こえない街の音が急に聞こえたきた。突然耳が良くなったかのように、雑踏の音やクルマの走る音が聞こえてくる。
 
僕が子どもの頃、クルマのことを”ブーブー”と言った。しかし今はどうだ。エンジンをブーなどと言わせて走るクルマはほとんど無い。聞こえてくるのはタイヤがアスファルトを転がる「サーッ」という音しかない。40年前から街の音が変わっていることに気づく。
 
しかも、悪い感じがしない。
どちらかというと、都市のポジティブな生命力としてのエネルギーをキャッチした。信号機や街の明かりが眩しく瞬いた。人々の顔が見えて来る。
時間帯のせいか、場所柄か、比較的楽しそうな人々。
自分の足取りも、一歩一歩が愛おしく感じてくる。
 
僕は生きている。今、この瞬間を味わっているんだ。
どこから湧き出てくるのか、生きている喜びを感じた。

普段、如何に五感を無視して過ごしているかに気がついた。
やるべきことがあり、締め切りがある。予定を立てて、時計を見る。優先順位を考えて。。街の光なんか見ちゃいない。

五感に意識を向けてみるとどうだ。
自分の生命力が躍動を始めた。そしてじんわり湧き出てくる幸福感。

日々の世知辛い世界に囚われていると、やはり自分の生命力が削がれていくように感じた。
時には意識して五感を生かし、音に、光に、匂い、味覚に、感触に、意識を向けていきたい。
自分の生命力がそこにあるから。

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感情に振り回されず人生を自分のものにしていく
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心理カウンセラー。「感情の学校」を主宰。 感情をガイドにしながら自分の中心にある大事なものを大切にする生き方を提唱している。
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