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深野川取水口(ふかの、島根県雲南市)

●概要
竣功:1957年?  型式:A  
目的:P
   取水量0.4㎥/s ※合計最大取水0.595㎥/s
   有効落差22.3m
   最大出力110kW
堤高:?m  堤頂長:?m
流域面積:?k㎡  湛水面積:?k㎡
総貯水容量:?万㎥  有効貯水容量:?万㎥


●見学情報
駐車場:無 トイレ:無 自販機:無 天端:不可 直下:不可 


●参考リンク・引用


●道中

島根県企業局、田井発電所。
現行設備は2018年改修によるものだが、元は農協が管理しておりその歴史は70年を迎えようとしている。
随所にオールドな質感を残しており、見学の楽しみとなっている。
(地理院地図より)
出力110kWの小水力発電ではあるが、取水口が2ヶ所ある。
上図では矢入川水路が書かれていない為、赤線を追加している。
(地理院地図より)
今回紹介するのは深野川取水口。
2度目の今回、足取りスムーズに堰堤へ向かっていると…
アオダイショウ。時は4月末、冬眠明けなのか暫し動かなかったが、そんな所に居ては轢かれてしまうぞ、と川へ誘導。
そして到着。ドンツキに田井ヤ!()
と、水利標識。
そこから見下ろすと、非常に小ぶりではあるが見事なアーチ式の堰堤がある。
上記リンクにおいても、明確にアーチ式とある。
ビューポイントはほぼココだけだが、俯瞰位置なのでその美しい曲線を十分に堪能できる。
左岸袖部。
右岸取水口。
引きで。
ちなみに、2019年4月はこのような感じだった。
水利標識は今と違う場所にあった。
農協発電所は各地で設備更新が進んでおり、各所で共通して見られるこの朽ちかけ水利標識も絶滅危惧種。
今は草茫々でとても近づけない(足場があやふやで転落リスク大)が、当時は上流側もよく見えた。
この日は確かまだ寒く、越流もしておらず冬の気配を残していた。
という事で元に戻って水路。
深野川水路は橋を渡る。
(地理院地図より)
場所はココ。
渡った先で、矢入川の水路と合流するが、蓋渠となっており耳で確認するのみ。
ちなみに矢入川取水口は重力式だが、こちらもこちらで岩肌の美しい堰堤でオススメ。
お邪魔しました~

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