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【創作墨字 くう(宙・空)】その光は変幻自在にまっすぐに #私が見たゆめのせかい


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【創作墨字 くう 】は 詩人・まつおさんにお贈りした[ 創作墨字 うか(羽化) ]の 姉妹作品です。

「くう」とは「宙」であり「空」です。

ゆめのさんのどの作品からも「宇宙」を感じます。宇宙のなかでも「空」の青色がピックアップされて目の前に表れ、青ではない緑・水色・黒・藍・赤・白・紫・桃・赤・橙もまっすぐ胸に、目に、瞼に光となってささります。

ゆめのさんからでてきた光たちは幾重にも重なり、受け手によって形を変えます。発せられた光は受け手が自由に受け取り、受け手によって変幻自在に変わります。

そのさまを

【創作墨字 くう(宙・空) 】その光は変幻自在にまっすぐに

に込めました。


変幻自在の「変」は誓いの糸を断ち切って「かえる」を意味する漢字が成り立ちましたが、糸を切ってもいいし切らなくてもいい。ゆめのさんが込めた思いをそのまま受け取るもよし変えてもよし。創作した墨字の左側、土は「切る」の左部、「変」の糸と「幻」の糸、ボクッという音を表す擬声語・右手の象形、そして自=己、を組み合わせて創作しました。


「変」の漢字の成り立ち:「糸の象形×2と取っ手のある刃物の象形と口の象形」(「誓いの糸を引き合う」の意味)と「ボクッという音を表す擬声語・右手の象形」(「手でボクッと打つ・たたく」の意味)から誓いの糸を断ち切って「かえる」を意味する「変」という漢字が成り立ったそうです。

「幻」の漢字の成り立ち:「染色した糸を木の枝にかけた」象形から、変色のさまを表しそこから、「かわる」、「まどわす」、「まぼろし」を意味する「幻」という漢字が成り立ったそうです。

「自」の漢字の成り立ち:「鼻(はな)」の象形から転じて(派生して・新しい意味が分かれ出て)、「自己・己(おのれ)」を意味する「自」という漢字が成り立ったそうです。

「在」の漢字の成り立ち:「まさかり(斧)」の象形と「川の氾濫をせきとめる為に建てられた良質の木」の象形から、災害から人を守る為に存在するものを意味し、そこから、「ある」を意味する「在」という漢字が成り立ったそうです。


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詩人・まつおさんにお贈りした[ 創作墨字 うか(羽化) ]です。

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詳しくはこちらで解説しています。


ゆめのさんのnote


この記事はまつおさんの企画に参加しています




今日も最後まで読んでくださりありがとうございます! これからもていねいに描きますのでまた遊びに来てくださいね。