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40年前ルビコン川を渡ったモサック代官へ捧ぐ。10年後もヨロシクネ #創作墨字お礼祭り2021

#創作墨字お礼祭り2021  真っ先に手を挙げてくださった庵忠さんの参加記事はこちらです。

その日庵忠さんのお宅のメニューは、冷蔵庫の残菜キャベツを食べきるためのお好み焼き。いつも記念日を忘れないさすがの奥様も、お孫さんのお世話でヘトヘトでそれどころでは無かったご様子です。

ルビー婚式おめでとうと連絡をくださったのは、件のお孫さんのお母さま。そう庵忠ご夫妻のお嬢さまです。

夜にはビールで乾杯をされたと記事には記載されています。

つまりは40年の歴史とはこういうことか。

大きくうなずきながら、拝読したのは言うまでもありません。



責任を背負って40年、1人じゃない。支えてくれた奥様あっての物語。奥様とお子さんにに感謝する日でもあったことを実感する庵忠さんです。

カエサル同様、ルビコン川を渡った庵忠さんは勝利の旗を掲げました。

カエサルより上をいくのがここ。ずっと先を見据えつつ、まずは10年先の金婚式までと、小刻みに刻んでいくのは長年のカンというものでしょう。


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【創作墨字 ルビー婚】40年前にルビコン川を渡ったモサック代官へ捧ぐ

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ルビー婚の象徴でもあるルビーは綺麗な真紅です。くれないの「糸」へんと、ご夫婦を結び続けたk「絆」の糸へん。糸へんの変形が左に置いた「子」に似た字です。糸から子どもがまっすぐ突き抜け、その先を目指します。ご家族の繁栄と絆がどこまでも続く象徴です。ルビコン川の流れとも被ります。「女」に見える字は4と十の組み合わせです。2人の40年をお互いに称え合い、ねぎらう「労う」を組み合わせて右側のつくりとしました。

全体的には意を決して渡った「ルビコン川」の象形で、そこにご家族の繁栄と絆の投影を意識しました。


「称」の漢字の成り立ち:「穂先が茎の先端にたれかかる穀物」の象形と「下にあるものをつまみ持つ象形とほおひげが伸びて垂れた象形」(「物をもちあげる」の意味)から、穀物をてんびんにあげる事を意味し、そこから、「はかる」、「はかり」、「もちあげる」を意味する「称」という漢字が成り立ったそうです。

「労」の漢字の成り立ち:「たいまつを組み合わせたかがり火」の象形と「力強い腕」の象形から、かがり火が燃焼するように力を燃焼させて「疲れる」、また、その疲れを「ねぎらう」を意味する「労」という漢字が成り立ったそうです。

「絆」の漢字の成り立ち:「より糸」の象形(「糸」の意味)と「2つに分かれている物の象形と角のある牛の象形」(「牛のような大きな物を2つに分ける」の意味だが、ここでは、「攀(はん)」に通じ、「引き繋ぐ」の意味)から、「きずな」を意味する「絆」という漢字が成り立ったそうです。


庵忠さん、ご参加くださりありがとうございました!!



できあがりの時期はまったくお約束できませんが、世界にたった一つの「創作墨字」に触れてみたい?方はこちらからどうぞ。ご参加されたい方はリンク先の記事のコメントに記載してください。


昨年創作させていただいた墨字はこちらでご覧いただけます。なんと!モサック代官の企画に参加した記事が一番まとまってそうです。。。。新発見😵



なお、yukaちゃんには実物もお送りしました。yukaちゃんご参加ありがとうございました。





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今日も最後まで読んでくださりありがとうございます! これからもていねいに描きますのでまた遊びに来てくださいね。