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「『そもそも』を疑うべし」【読んだ本:数字で考える力21世紀スキル】


1. 読んだ理由・目的(何を知りたかった?)


物事を判断するのに数字をどう使うのか、方法を知りたい。

・私が数字にあまり強くない自覚がある。
・数字で判断できる軸を持っていたほうが、物事を簡単に考えることに役立つだろうと考える。

2. 分かったこと(知りたかったことは知れた?)


判断する方法は方法は知れた。簡潔に考えるため、ではなかったけど。


3.新しく知ったこと、面白かったところ(感想)


そもそも数字を使うことの目的が分かっていなかった。
ただ数字を定量結果として覚えてそれを使うのかと思ったが、
定量結果はあくまで「ヒント」や「きっかけ」。
やりたいことの方向性は大体正しいのか、GOしてもよいのかの判断に使う。

分析を始める前に「概算」をして、
コストをかける必要が果たしてあるのかを決定する。
検討を始めるに値するかどうか。そもそも検討をする必要があるのか。
目的は何か、定義はなにか、範囲はどこまでと定めるのか。
分析の目的は「何をすべきか判断、決定すること」

数字を表面的に眺めるのではなくて、当事者として実態に触れる。
数字を表す意味(物事の本質)を考える。
この数字は全体と比べてどうなのか、問題なのか、問題ではないのか。
人や物がどういう状況になるか、映像として立体的に思い浮かべられるレベルにまで数字を分解して考える必要がある。

アウトプットは「グラフ」で、言いたいことが3秒でわかるようにする。
仮説はアウトプットを考えてくみたてる。
たくさんある入口に闇雲に入るのではなく、出口をイメージしてから入る。
数字を使って語ることは世界をビビットに色鮮やかに語るための道具。
それがすべてではないけど強力な味方。


4. 本の概要 


タイトル 数字で考える力21世紀スキル https://amzn.asia/d/fTe3L5q
著者 佐々木裕子 
出版 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン. Kindle 版. 


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