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生でマツケンサンバIIを見た日の話

なんとなくついていたTVで、目に入ってきたイベントのお知らせ。それが「松平健、コロッケのエンタメ魂」だった。


CMを見ただけでは、どんなことをやるのか予想が出来ず、なんなーく「マツケンサンバIIやらんかな?」と期待を込めて、気付けばチケットの購入が完了していた。

私とマツケンサンバIIの出会いは、10年以上前に遡る。職場で、部署ごとに出し物をすることとなり(あの頃は普通にやっていたけど、今はアウトかもしれない)、踊れる且つ高齢者ウケがよさそうな曲ということで選んだのが、この曲だった。

ちなみにマジー(振付師 真島さん)の動画見て覚えたので、無意識に「キックトントン、キックトントン」も言っちゃう。笑

コロナ禍で、心の元気を無くした時、TVの音楽番組でマツケンサンバIIのパフォーマンスを見た。無条件に元気になれた。

そして2年程前に、マツケンサンバIIの作曲と編曲をされた宮川彬良さんが、地元に来られ、中学生の吹奏楽演奏の指揮をした。その時に、マツケンサンバIIも演奏され、そのダイナミックな指揮と、合わせて演奏された音楽をきき、ますます好きになった。

公演当日。
極度の方向音痴であり、極度の心配性である私は、余裕を持って家を出た。ナビが案内した駐車場が満車で、他の駐車場を探して10分ほどさまよった以外は、割とスムーズについた。心配性で良かったと思うよ。

会場である熊本城ホールへ入り、なんとなく並ぶ。初めてきたのだ、熊本城ホール。そして今から見る公演は全くの未知の世界。不安しかなかったよね。
列は会場へ続いてるようだ、良かった(笑)
階段を上がると、また並んでいる。今度はなんだ…と思いつつ、ひとまず並ぶ(並ぶんかい)
並んでから、前の人に尋ねる。
「これは何に並んでいるんでしょうか?」
すると、
「分からないんです(笑)でもなんか、グッズが買えそうな列なんですよねぇ」
と帰ってきた。みんなそうなのか(笑)と安心して並んでいたら、どうやら松平さんグッズの方の列だったらしく、サンバ棒とアクスタ(ずっと欲しかった!)購入。

勢いで買った…

会場へ入り、早々と着席。
ご年配の方が明らかに多い。そりゃそうだ、暴れん坊将軍世代は来るだろうよ…なんて思いながら人間観察していたら開演。

コロッケさんの生モノマネ、そしてトークの面白さに終始爆笑。
初めてしっかりと聴いた松平健さんの歌声。
1曲目に歌われた「バラが咲いた」で、グッと心を捕まれ、私の心にも真っ赤なバラが咲いた ←
お2人で歌った「あずさ2号」もめちゃくちゃ良かった!!
松平さん、自身でも「もう70だよ…」と話されていたが、とてもそうは思えないほどの歌声の力強さ。バラが咲いた のように優しさも垣間見える歌声を披露したかと思えば、メタルも歌っておられた(驚)
暴れん坊将軍の歌とか、たくさん歌を聞けたし、コロッケさんの五木ロボットひろし も見れた!本当に楽しい時間だった。

さらにさらに、「マツケンAWA踊り」という曲を披露されたのだが、これがまた踊りが激しいのに歌もしっかり歌わなくてはいけない曲で。
歌い終わってから、とても息切れされておりました。あれ凄かったー!

そしてやっぱり来た!あの曲が。
大トリに「マツケンサンバII
ギラッギラ(キラキラじゃない)の着物を着た松平健さん登場で、会場がわく。
私はこれでもか、というほどにサンバ棒ピカピカさせながら振った。マスクの下で、満面の笑み浮かべてた。たぶん、すごい変な人だったと思う(笑)
しかしここでも松平さんかっこよかったぁ。
生で見れたの本当に嬉しい。

曲自体は、1994年に作られている。今年で30年だ。30年という長い年月の間、人気でい続けてくれたおかげで、老若男女みんなが心躍らせながら、マツケンサンバIIを聴いている。音楽のチカラってすごいよな…そんなことを思いながら会場を跡にした。


つまり…行って良かったわこれ。
コロッケさん、松平さんのもつ「魂」
それぞれが長い年月積み重ねてきたからこそ作り上げられる「エンタメ」の空間。
会場内にその魂みたいなものが充満していたようにも感じた。
年齢層は本当に高かったし、公演中でも我慢できないからおじいちゃんおばあちゃんトイレめっちゃ行くし(笑)そういうのも含めて楽しかった!


※後日、マツケンサンバIIのLINEスタンプを購入するまでに時間はかからなかった…(ちょろいww)

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