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99年うまれ いつもこの世と人間を愛しています 写真は全部僕が撮ってます #いつもの愛

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人生が割とすぐそばまできている

朝焼け生ゴミの匂いと羊雲 怖い顔の女の子とモラルの欠けたインスタグラム 少し濃くなった髭と父に似てきた目元 全部嫌なのに みんな、時間には逆らえずにいる なんで自分にはスーパーパワーがないんだろう なんで自分には絶対的お手本がいないのだろう なんで自分には 人並みの不幸しか訪れないんだろう 怖くなることと優しくすることは いつも仲良し半分こ 人の裏表を見る仕事も、 明日の天気を気にするフリも、 全部しょうもない地球の代謝 壊れるまでわからない現実のひずみ 自分が特別じゃ

    • お久しぶりです

      素直っていいね 嘘をつかない自分って素敵だね 本当に愛せるね心から 人も人も人も、みんな それぞれの事情と愛情があって そこに正解なんてなくて 言葉にするほどアホらしいけど 言葉にするという意志がかなり愛おしいな 誰にも言い表せないことを どうにか言葉にする生活、 そこからあぶれた感情を音楽にぶつける生活、 どうしても許せない人を許す努力、 全部間違ってないよ そんな日々で良かったと思うよ 共有できる仲間がいて、 分かろうとしてくれる人がいて、 充実という言葉で括れな

      • 【私情】2023という悪魔の数字

        仕事を納めたので、今年1年の振り返りと、 来年からの話を書きたいと思います。 といっても、ひとつひとつ出来事を掘り起こして思い返すことではなく、 通して思ったことを書いていきます。 拙い散文になる予感しかしませんが。 書いてから読み直して思いました、 前半は超暗いけど、 後半は希望みたいなものが見えます。 今年は、祖父を亡くし、 その100日後に父を亡くしたというのが 一番大きな出来事でした。 自分が無邪気に追っている夢についても かなり考える機会になり、 昔から 頭の中で

        • 有り余る

          大切に思えることは いつも両手に有り余る どうでも良く思えることは いつも心に有り余る 素敵だと思えることは 風の中に季節を感じ取り 好きだったお店が潰れたり 先が気になる漫画が打ち切りになったり 失ったこととの境目に有り余る 人は、なくしたものに想いが有り余る そばにあるものには、 どうしても心を預けられない 桜が咲くのが遅かったり 暑い日がまとわりついたり 紅が短かったり 雪が降らなかったり 未来を過去に期待する 人が思い付く事は、あまりに多く それに十分な容量を

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          普通じゃない

          全員にすごいと思われなくたっていい あなたに好かれなくたっていい 自分が愛してやれればいい そんな自分と赤点ギリギリの生活を 世界を救わなくたっていい 何百億稼がなくたっていい 切りすぎた前髪が、流れずに済んだ一番星が 綺麗だなんて思える、 そんな良くはないけど悪くもない心が 世界を回してる そのままでいい、きっとこれから先 あなた以外がみんな死んで 一人ぼっちになっても明日がくる そんな毎日って今と変わらない きっとあの子は心を病んでる やっぱどっか人と違っておかしい

          普通じゃない

          【私情】父の死と向き合って

          先日、父が急死しました。 母親からあわてた電話がかかってきて 緊急搬送されていると 急いでタクシーを止め、東京駅に向かい、 タクシーの中で新幹線の予約をしました。 めちゃくちゃ心配で、 ドキドキというか鼻の奥にある、 スクイーズみたいな、 ちぎったら絶対気持ちいい何かが 臭くてたまらないような感じ 実際は臭くない 吐き気みたいな感じがして ひたすらひたすら、 大丈夫と頭の中で繰り返していました。 でも新幹線に乗って50分くらい経ってから、 先に病院に着いていた姉から ダ

          【私情】父の死と向き合って

          どんどん他人になっていく

          ざわついた心を押さえ込もうとするたびに 日々と離れていく感覚が 声帯を強く握りしめる 離れた時から 離れた場所まで、遠く離れているはずのふたり 携帯で見つめる友だった人の日常 みんな、他の人生になっていってるんだなと おもった 友達なのに、 ネットを通してその人の生活を見ると 全部他人に見える 多分、見えるんじゃなくて 秒数を刻む様な小さな歩幅でだんだんと離れて どんどん他人になっていくんだと思う

          どんどん他人になっていく

          あなたでいて

          言葉には色がある 嬉しい言葉は黄色に見えるし 厳しい言葉は赤色に見えるし 怖い言葉は黒く見える 心に向かう言葉は青色に見える 忘れられない言葉は透明で見えない 僕には どうしても見えなくなった言葉がある

          あなたでいて

          人がつけた名前

          心には 考える力がある 守ために理由を探す力がある でも 妄想する力もある 時に考えたことを飛び越えて 非現実的なことばかり 思いついてしまうことがある でも 考えることのできる心では それを諦めさせることも容易い それでいて 心のことを気にかけて 傷つかないように理由をつけてあげる やすい音楽に身を任せ もう一度元気になれる人の単純さ 中央線から見た屋根平線 そこに沈む夕日と入道雲 美しいものも全部 虚しいものも全部 汚いものも全部 心も全部 全部全部人がつけた名前だ

          人がつけた名前

          生きているのは人か心か

          体が熱くなり、頬が赤くなり けれどそれを望まず 体を冷やすのはなぜ? 心臓が脈打ち ずっと同じテンポを取るのに 足音とズレるのはなぜ? 好きな音楽があって 家族がいて 好きな漫画があって 友達がいて 好きな食べ物があって 嫌いな食べ物があって 忘れられない映画のセリフがあって 朝の日差しを気持ちよく感じながら 陽の光を取り込んで楽になるくせに 何かを嫌いだと思ってしまうことがあって どうして自分なんかと卑屈になることがあって 誰も思ってない有能感に浸りながら 誰もなんと

          生きているのは人か心か

          心はいつか

          昔より、 人について、心について、 考えつくことが少なくなった 昔は、口を開けば 心はどこにあるのか 美しさとは何か 大人とは何か 子供とは何か あなたとは何か と思い付いては嘆いて憂いて 逃げてきた 今は、口を開けば 空は美しく 光が眩しく 雨は虚しく 美味しい、嬉しい、楽しい、好き、嫌い 全部の感情を思うままに吐き捨てられる きっとこれが 心か、美しさか、大人か

          心はいつか

          少しずつ元に戻る

          あなたがいたって 前みたいな熱狂はそこにない あるのは 茶碗の水を打つ水道の音と 泣きじゃくる子供の声 古い洗濯機が暴れてて 午後からの雨予報をテレビが呟く 進行方向がわからない地図アプリ ベビーカーの子供が手を振り マスクの下で愛想を振り撒く 遡ること3年ほど あの夏は、暑かった 少し荒れてる唇や剃り残した髭 前より見られてる気がした 水道はシンクを打ち 子供たちの甲高い笑い声 洗濯は週末まで溜まってて そういえば午後から雨だったと思い出す 電車は酒臭くてなぜか懐

          少しずつ元に戻る

          人間が

          2本しか足がない人間が嫌いだ 海で息ができない人間が嫌いだ いつも無い物ねだりの人間が嫌いだ 鼻も耳も効かない人間が嫌いだ 言葉達者な人間が嫌いだ なんでもかんでも頭が回ってしまう人間が嫌いだ 悲しい時に笑える人間が嫌いだ 苦しい時にお腹が空く人間が嫌いだ 通勤快速に乗れるだけで ツイてると思ってしまう人間が嫌いだ でも、 他人のために生きれる人間が好きだ 雨が止んでも気づかず 傘を差し続ける人間が好きだ 美味しいものをおいしいと言える人間が好きだ お腹すいた時にぐーって

          悪くない

          好きな動物も嫌いな野菜も まだ何も知らないけど 笑った時の柔らかい眉 あなたが僕の春 クソつまらない毎日を細々繋いで 特別ないちにちのために助走を取る 果たして 走り切れるか、 跳び切れるだろうか 羽ばたくことだけを妄想し 無限にも思えるほどの間違いを踏み躙り どうにかして繋いだ毎日は 踏み荒らした地雷で片足が吹き飛ぶ 雨は嫌い、傘は好き 雨に濡れる桜も悪くない 人生を諦める僕も悪くない 雨に散る桜も悪くない

          悪くない

          好きな人がいる

          その人は僕をよく知らない だから、1番よく知っている 頑張る僕を知らない みんなに好かれる僕を知らない 面倒見のいい僕を知らない 都合のいい僕を知らない だから、 頑張らなくていい僕を知っている みんなの目を気にしなくていい僕を知っている 誰かに甘えていい僕を知っている わがままな僕を知っている でも僕は その人の嫌いな野菜も、好きな動物も 好きな映画も、癖っ毛も、頭皮の匂いも、 傷も、受けてきた愛も、指輪のサイズも 知らない なのに、 好きな人がいる

          好きな人がいる

          必ずと言っていいほど 喉に痞える言葉がある 何かというと 真夜中に空を見上げて 期待した星がなかった時 喉に痞える 何かというと 悲しいことがあって 朝方に出かけて海を見た時 喉に痞える 何かというと 好きな子がいて そのこと少し目が合った時 喉に痞える どうして、僕