現代は最高の時代なのかもしれない
科学はこれ以上ないほど面白い時代に突入しているのではないか、という話。
教養の深さたるや
精神分析について知見が増えてくると、あることに気が付く。
例えば、一つの事象を説明するために、数学×言語学×大脳生理学、とか
文化人類学×経済学×発達心理学、とか
文系理系の区分や、自然科学人文科学の垣根を越えて、
たくさんの学問から論を引っ張ってきて、新しい論の補助線にする、ということがよく見られるのだ。
そうやって論を引っ張ってこれる研究者たちの教養の深さたるや、ということでもあるが、
それ以上に、そのようにして今、多くの学問はその枝葉の先っぽをぐっと伸ばす春が来ているんじゃないかという風に思う。
自分はインテリではないので、本当に根拠ないことだが、
学問の進展の仕方というのは必ずしもN次曲線ではなくて、
進んでは留まり、社会の要請に応じてまたぐっと進む、というような、
歩みが重くなる時期があるんじゃないかと思っていて、
現代というのはそういった研究分野のクロスオーバーの助けもあって、
色々な分野で歩みが進みやすい時代なんじゃないか、ということをなぜだか感じている。
だとすればですよ。
自分自身も、将来生まれるかもしれない自分の子供たちも、
最高に面白い世界に生まれてきた、ということであって、
だから、そんな面白い世界を、好きに学ばなくてどうする、
楽しいぞ、とそんな風に思う。
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