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ワンオペ気味のママが英検2級を目指すシリーズ その6(1次試験合格、2次試験対策へ)

こんにちは!
スロース英語教室のNaokoです。


こちらはワンオペ気味のママさんが、お子さんの英語レッスンを見たことをきっかけに「学生時代諦めていた英検2級合格に改めて挑戦したい!」という思いで始めた英語学習の軌跡を書き記したシリーズです。


つい先日、なおさんの英検2級の一次試験の結果が出ました!
合格おめでとうございます!!

過去のお話はこちらから。

お聞きすると、なおさんは生まれてこのかた面接(スピーキング)のテストを受けられたことがないとのこと。
そこでまずは試験の概要から一緒に確認しました。



面接される時間はわずか7分!
この間に部屋に入って受け答えをして、部屋から出ていくまでで7分です。


あっという間ですよね。
問題は読み上げ+4問、前半の2問は配布されたカードを見ながらの解答、後半の2問は参考資料なしでガチンコの面接という感じです。


ご存知の方もいらっしゃると思いますが、大事なことを申し上げます。
2次試験の合格率は1次試験より上がります。
つまり、1次試験を突破できた生徒さんなら2次試験も合格される可能性が高いということです。


つまり「ミスを見つけて落としてやろう」という類の試験ではありません。
まずは落ち着いて、ゆっくりと大きな声でしゃべってください。
小学生に話しかけるような気持ちでしゃべってみてください。



人間緊張すると声が小さくなり、顔はうつむきます。
ご自分が思っている1.5倍の大きさの声でしゃべってちょうどよいぐらいです。



あとはできるだけ沈黙を避けてください
何をしたらいいか分からなくなってしまったときは Could you say it again?と聞いて時間稼ぎしてください。



「沈黙」していると加点しようがありません。
あまりにも無関係なことや、試験妨害と思われるようなことを言うのは論外ですが、少々の文法間違いを恐れずにしゃべってみてくださいね。
1−2回言い直したからと言って大きく減点はされません。


精神論かよ!と思われるかもしれませんが、わずか7分で採点されるのですから、なんとなく前向きな印象を残すのは大事ですよ!




さて、実際にレッスンでなおさんとやったことは「面接の練習」だけです。ドアをノックして試験官役の私が「Yes! Please come in!」というところから「You may go now. Have a nice day!」というところまで通しでやりました。


また、同じ過去問を何回もやりました。
そうすると、内容をなんとなく覚えているので答えるまでの時間が短くなったり、より具体的な例を話せるようになりました。
それだけでなく「思い出せない単語」を説明することでなんとか伝える、ということまでできるようになりました。


たとえば「栄養バランスのよい食事」と言いたくて「栄養バランスのとれた」nutritiousという単語がどうしても出ないとき、なおさんはfull of vegetablesと言い換えました。
このような機転をきかせることも、スピーキングでは大事だったりします。


あとはひたすら、なおさんに喋ってもらう練習を繰り返しました。
1時間のレッスンで3-4回分の面接シュミレーションをしたこともあります。



どんどん節目がちな目線がこちらを向いてくれるようになりましたし、声も大きくなりましたし、沈黙も減りました。


このまま自信を持って本番に臨んで頂きたいところですね。
直前まで力いっぱい後押しをしたいと思います!

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