リモートワークでマネジャーが本当に悩んでいる７つのこと

もはや関係性抜きには語れない

組織やチームの関係性に深く関わるようになって３年以上が経ちます。それまでも研修やコーチングなどを通じて、組織やチーム、リーダーが抱える多くの悩みを見てきました。リーダーシップ、役割分担、メンバーのモチベーション、あらゆることがファクターとしてそこには絡んでいますが、「成果」を出す集団として、その奥底に目にははっきり見えない、そして見たくない、「関係性」の問題がじわじわ、しつこくこびりついているのです。

コロナ禍において、オンライン、リモートで働かざるを得なかった期間。それまではなんとなくのバランスで絶妙に保たれていた関係が、なんだかちぐはぐだな、と気づいた人もいるのではないでしょうか。

「うちのチームはうまくいってる」と思っていたのに、「あれ？なんかいつもと反応が違うぞ」「メンバーのモチベーションがわからなくなった」などの”そんなに気にしなくてもいいかもしれないけど、ザワつく事”がありませんか？特にマネジャーの立場の方々。

本当に悩んでる７つのこと

オンラインやリモートになって、そのザワつきがなんとなくわかり始め、そのうちほっといておくことで、少しずつ不安につながる。。。
今後もオンラインやリモートワークは完全にはなくならないでしょう。対面とハイブリッド型になれば、オンラインで会議するメンバーとそうではないメンバーの温度差、という課題も出てくるかもしれません。

この”なんとなくザワつく”奥にはマネジャーが悩む７つの要素（６つ＋α）が潜んでいます。

①コミュニケーションタイミングがわからなくなった・・・「ちょっといい？」の呼び止めができにくい。メールの返信のタイミングずれ。

②雑談から生まれる”あの感じ”がない・・・「そういえば、あの件さ・・・」雑談から踏まれるふとしたアイデアの行き先がない

③”声なきサイン”をつかめなくなった・・・「さっきなんか言いたそうにしてなかった？」会議中の部下の様子を終わった直後に確認できない

④仕事とプライベートのバランスの共有問題・・・「（ランチは俺が準備しなきゃいけなくて、そろそろ買い物行かないとなんだけどな・・・）」家の仕事が言い出しにくい

⑤役割認識と仕事負荷の共有問題・・・「（・・・それ、結局私がやることになるのね・・）」の部下の心の声が聞こえない。”名もなき仕事”を見ていない、見ようとしていない。

⑥方向性は一致してる？・・・「これ、なんのためにやっているんだっけ？」部下が目的を見失ったり空回りしているを掴んでる？

・・・とこれら６つの要素が実はちゃんとテーブルに乗せて話し合われてなかったりするところから、その”ザワつき””モヤモヤ”を引き起こしているんです。

そして「＋α」は・・・
そう、お気付きのように、これらは何もオンラインだから起きてることじゃない。その奥にあるチームの「信頼性」がどこまで高まっているか。
ということなんですね。

７つの悩みをどう解消するか

じゃあ、どうやったらこの悩みを解決できるか・・・。
組織やチームの関係性をほぐしてきた私たちKITプロジェクトで、今回初の無料ワークショップを開催することにしました。
ここで解消案を出してもいいのだけど、ケースバイケースすぎて、なかなか書けない。リアルな事例がありすぎて詳細がかけない！

なので、２時間という時間を頂戴して、この７つの悩みにどうアプローチするかを話をさせてください。
参加の皆様にはご自身の組織の関係性の状態を知ることのできるワークがあります。課題が明確になるだけでもスッキリするので、ぜひ興味があったらお申し込みを！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記事：いっちゃん＠山縣いつ子

『リモートワークでマネジャーが悩んでいる７つのこと〜無料ワークショップ』
日時：2020年7月2日、14日　19：00〜21：00　＊両日とも同じ内容です。
オンラインにて開催。
お申し込み、詳細はこちら↓
7月2日　https://peatix.com/event/1513018/view
7月14日　https://peatix.com/event/1513034/view

KITプロジェクト組織やチームの関係性改善に焦点を当てたコーチングであるシステムコーチング©のプロフェッショナル資格（ORSCC）を持つ３名で構成される。組織、リーダーシップの悩みを解決するKit(道具)として気楽に相談できる集団でありたい。

KIT プロジェクトメンバープロフィール
神谷恭子（Kamiya Kyoko) 　組織活性化ラボ 代表
愛知県生まれ、東京育ち。旅行会社と保険代理店勤務を経て、約10年間、組織・人材開発企業にて研修事業とコーチング事業に携わる。個人に焦点を当てることへの限界を感じ、2018年7月に独立。イキイキと楽しく働ける組織を増やしたいという想いで活動している。趣味は登山。北アルプスの山々を再び歩ける日を夢見ている。
山縣いつ子（Yamagata Itsuko) OfficeItself 代表
OfficeItself HP
大阪生まれ、神奈川育ち。10年のサラリーマン生活を経て、様々な挫折を味わったのちにコーチ・研修講師として独立。パーソナルコーチとして12年以上のキャリアを持つが、「個人と組織が一緒に幸せにならないとダメだ」と思い、近年、組織へのコーチングも実施。趣味は神輿を担ぐこと。日本の和の精神には無限の可能性が潜むと考える。　　　　　　　　　　　　　
長沢修/Ted(Nagasawa Osamu/Ted） 　　　　　　　　　　　　　
東京生まれ。人材開発コンサルティング会社勤務の傍ら、各種コーチング（個人・組織）を実践するというパラレルキャリアを実践中。安心感溢れるキャラクターでユーモラスかつハートフルなコーチングや場創りから多方面での関係性を深め合っている。趣味は自然の中に身を委ねることと、B級食べ歩き。