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【映画感想】ゴジラ-1.0を観ました

こんにちは惟月です。
今回は拙いながら映画の感想を書いていきます。
では先に結論から言うと、この映画は人間ドラマや戦闘シーンの描写が良くとても面白かったです!!

中でも印象に残ったことは以下の3つです

  • 主人公敷島の成長

  • 家族愛

  • 大迫力の戦闘シーン

順番に語っていきます


主人公敷島の成長

一つ目の主人公敷島の成長ですが、観始めた直後とラストと比較して別人みたく成長しています。

というのも序盤は「大事な場面で逃げ出す超絶ヘタレ野郎」という感じで、印象は超最悪でした。

  1. 特攻に行ったはずなのに、「機体不調だから戻ってきたと」嘘をついて戦線離脱し整備場へ帰還

  2. 整備士たちがゴジラに襲われて死にまくっているのに、銃の引き金を引けなかった

  3. 銀座の大混乱の最中、愛する人を守れなかった

でも、物語が進んでいくにつれ敷島が逃げなくなっていき、最終的にはゴジラを倒すんですよね。

ゴジラを倒すまでに悪夢にうなされ続けるなど敷島は幾多の困難に襲われます。
でも愛する人や仕事仲間と支え合い、協力し合いながら乗り越えて成長していく。

そんな主人公の成長していく姿が良かったです。



家族愛

2つ目の家族愛ですが、これもよくある家族愛ではなく複雑なんですよね
でも敷島含む4人でなんとか生きていこうとする描写がとても印象的だったので語らせてください。
まず、3人の登場人物がでてきます

・典子(町で敷島が出会う女性、戦争により両親を失っている、見知らぬ母親から明子を託される、敷島と明子を育てるために同棲する)

・明子(典子が抱き抱えている赤子、典子の実の子ではない)

・澄子(敷島の隣人さん、戦争で子供を失っている)

上記の通り厳密には家族ではないんです。

初めは敷島と典子や澄子は良い関係ではなかったです。
二人とも戦争直後で大切な人を亡くしているのですから、精神的余裕もないですからね。

澄子も「こんな逼迫した時に他人の赤子を育てるなんて、何考えてるのよ!?」って感じだったんですが、きつい言葉を吐きながらも明子を育てるために尽力してくれます。 貴重な白米もくれました。

典子も敷島と暮らし子育てしていく中で、敷島が精神的にしんどい中で背中をさすってくれたりと支え合う様な関係になっていきます。

明子も初めは栄養失調だったのにすくすくと育っていき、家族のお絵かきをしていてとても可愛かったです。無事育ってくれて良かった!!

血も繋がっていないし、結婚もしていないけど一つ屋根の下で同じ時を共有して苦楽を味わい合う。 これは立派な家族愛だと思います

複雑な者同士が少しずつ絆を深めていく、そんな展開で進んでいくのがとても印象に残りました。


迫力の戦闘シーン

3つ目の何より大迫力の戦闘シーンです

戦闘機や艦でゴジラと戦うシーンが本当に迫力満点でした。
またゴジラの圧倒的な巨大さやパワーの表現が凄まじかったです。

日本人たちが苦労して復興して発展させた銀座の街がゴジラによって、瓦礫に山にされていくのをみた時は口がポカンとなりました。

作るのは大変、壊すのも人間からしたら一苦労(ビルの解体なんかを見ているとわかりますよね)
でも、ゴジラからしたら壊すのなんて朝飯前なんです。

この人間サイドとゴジラの圧倒的なパワーバランスの差がヴィジュアル的にも、対峙する人間の心情的にも描かれていて面白かったですね。

まとめ

人々が圧倒的パワーの前に蹂躙され、絶望して、立ち向かっていく。
その間にもいくつもの人間ドラマがあり、ボリューム満点な作品でした。
王道な流れではあるけど、たまにはそんな作品を観るのもいいなと。

サブスクで配信されているのでも皆さんも興味があれば観てくださいね!!

私はこの映画を勧めてくれた友人にありがとうと言いたいです。
それでは!!


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