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誰でも「できる人」になれる

◆「できる人」を作り上げる能力の見せ方と意志力

「今の会社での地位を確立したい」
「今よりもさらにキャリアアップしたい」
「評価される人間になりたい」
「転職するため面接で良い印象を与えたい」

人生をイージーに過ごすためには、
【他者から評価を得ることが重要】
ということは誰でも理解できるかと思います。

でも実際問題、
自分のことをどうアピールしたらいいのか?
それがわからない人も多いのではないでしょうか?

誰からの評価も求めず、
組織に属することなく、
自分ひとりで生きていけるだけの知識や能力を持っているなら、
「他者からの評価」に怯えることはないでしょう。
アピールの必要もありません。

しかし、多くの人はそうはいきません。
評価されることで給料が上がったり、
協力してもらえたり、
頼みごとを受け入れてもらったりと、
良いことがたくさんあります。

できることなら、
自分もそんな人間になれたらいいなと思いませんか?

実は能力と意志力の見せ方で、
簡単に「できる人」になれるんです。

キャリアアップにつながる話になりますので、
よければ読んでみてください。


◆効果的な能力の伝え方

能力の伝え方は前にも紹介していますが、


特に簡単にできて、効果の高い方法が、

・パワーポーズ
・人の目を見て話す

です。

「パワーポーズ」は、
話しているときに大きなジェスチャーをとったり、
前に乗り出すような姿勢をとったりと、
自分を大きく見せることです。

海外の大統領選挙の演説をイメージするとわかりやすいですね。
彼らは話すとき大きなジェスチャーを加えます。

「自分はリーダーにふさわしい人間だ」
ということを、
体を使ってアピールしているわけです。

そして人は大きなジェスチャーを取る人に対して、
能力がある人と感じてしまいます。

姿勢も非常に重要で、
猫背にならず、胸を張っているだけで、
パワーがみなぎってきます。

これは気分的なことで言っているわけでなく、
実際に「テストロン」が増えて「コルチゾール」が減少します。

テストロンは男性ホルモンの一種で、
筋肉の増大に関りを持っていますが、
同時に闘争心が高まり、
「チャレンジ精神」が芽生えます。

リーダーシップ能力に関係するとも言われていて、
評価を得るためには重要な要素になります。


次に
人の目を見て話すですが、

前回、「目を見て話す」「うなずく」「笑顔」

この3つを行うだけで信用が得られると書きました。

実はこれ、
IQの高さとも相関していると言われていて、
能力の高さを伝えるのにも効果があります。

人の目を見て話す人は、
頭がいい人なんだと、
相手が勝手に判断してくれるのです。

意外とできていない人が多いので、
これを意識するだけでも、
信用も能力もある人に思われますよ。


◆番外編 潜在能力

さらに能力をアピールする方法を紹介します。

それが、
潜在能力の高さを示すことです。

ちなみに、
「私は仕事ができる人間だ」
と、伝えようとするとき、
あなたならどうしますか?

「過去の実績や経験」を語りますか?

実はこれはあまり効果的ではありません。
それどころか、
伝え方を間違ってしまえば、
ただ「自慢したいだけのうざい人」

と、逆に評価を落としてしまいます。

過去に様々な実験が行われた結果、

「人はすでに何かを成し遂げた人」
より
「これから何かを成し遂げる人」
のほうが好まれる傾向があることがわかっています。

過去の実績や経験を語るより、
今までの学びを活かして、

「私は将来こんなことができる」

それを伝えるほうが、評価は高まります。
ただし、そこには将来成功するための
証拠を提示しなければいけません。

「選手権で全国優勝した」
「プレゼン大会で賞を受賞した」
「海外留学で英語を学んだ」

など、可能性を感じさせる実績は必要になるので、
少しハードルがあがる能力の伝え方になります。


◆意志力を示して信用度アップ

いくら能力の高さを示せても、
「意志の強さ」「誠実性」を示せなければ、

「あの人は能力あるけど、人間的にちょっと・・・」

など信用されない可能性があります。

それを回避するためには、
いくつかのステレオタイプに注意しましょう。

例えば喫煙、
ステレオタイプなので、実際にそうではないとしても、
「自制心がない」とか
「散財する人」と思われがちです。

他にも、
「太っている人」
「時間にルーズな人」
「服装が乱れている人」

など、能力そのものに関係なくても
「ダメな人間」というレッテルを貼られたりして
信用されなくなります。

人は、第一印象や普段の行動から、
「この人はこんな人」と
勝手に判断します。

しかもそのほとんどが脳のシステム1という機能のせいで、
細かい分析を行わず、
統計的なイメージのもと処理されてしまいます。

ですから、
体型的なことは仕方ないですが、
なるべく人前では、
「ステレオタイプにかかりそうなことをしない」

これを心掛けるだけで、
信用感を得られる確率がぐっと高まります。


【まとめ】


能力の高さを示すこと、
信用のある人間だと伝えること。

それによって、
あなたの評価はぐんぐん上がっていきます。

少し意識するだけでできることですので、
まずは相手の目を見て話す。
そしてジェスチャーを加えてみる。

普段の何気ない行動、姿勢、
ステレオタイプに注意を払う。

自分は将来、これだけのことができると、
自信過剰と思われないようにアピールしてみてください。

まだまだ未熟ものですが、良いコンテンツをお届けできるように頑張っていきます。