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悪い印象を持たれていると思ったら


「平等主義的目標」を利用して短期間で悪印象を変える

この記事は前回の続きになりますが、↓↓↓

「相手が自分のことをどう思っていようが関係ない」

それくらい強靭なメンタルを持っているかたは、

ここを見る必要がありません。


そのスルー能力は、自分で何か新しいことを始めようとしたり、

対人関係のストレスを軽減したりするので、

自分の成長のためにうまく使ってください。


ですが、

最初の印象が悪かったのか、

「仕事ができないやつ」

「だらしない」

「信用できない」

など、

会社組織、何らかのグループに所属していて、

身勝手に悪い印象を持たれていることで、

支障が出ている場合は、改善が必要になります。


会社であれば、最終的に辞めてもいいかと思います。

しかし、生活のことを考えると難しいと思いますので、

そういった時は「平等主義的目標」に働きかけ、

あなたに対するイメージを良いものに変えていきましょう。


「平等主義的目標」とは


人は、「自分は常識人で公平な人間」

そう考える傾向があり、これを「平等主義的目標」といいます。


実際は全く違う言動をとっていても、

「自分は誰も差別しない、立派な人間」

そうありたいと思っているし、実際にそう思っているわけです。

そして、この「平等主義的目標」を利用して、

短期間で相手のあなたへのイメージを変えさせます。


正直、かなりの高騰テクニックが必要になるので、

前回の記事にした方法が一番無難ですが、

時間をかけずに、イメージを変えたいと思っている場合は、

試してみてくだい。


ラベリングでプチ洗脳


◆実際にどうやって、イメージを変えさせることができるのか?

◆相手の平等主義的目標に働きかけるとはどういうことなのか?

そのポイントとなるのが「ラベリング」です。


ラベリングは、

「あの人は○○な人」「○○する人」と、

こちら側がまず相手の印象を決めて、

それが相手の考えや価値観に合っていれば、その通りの行動をとる。

というものです。


例えばあなたが、

「○○さんは人想いで、チャリティーとかに参加しそう」

そんな風に伝えて、言われた相手がそういった活動に興味があった場合、

本当にチャリティーに参加する人になる。

といった感じです。


このテクニックを、多くの人が持っている「平等主義的目標」に置き換えて、誘導します。


あなたが仮に不当な評価を下されていると思っていたら、

「○○さんって正義感強いから、公平に判断してますよね?」

「○○さんは寛大な心を持っているから、人のこと見捨てたりしないですよね?」

このように話しかけ、

相手の「平等主義的目標」を活性化します。


そして、そのタイミングで自分の植え付けたいイメージを相手に伝えます。

ちゃんと仕事をしていると伝えたいなら

「企画書を作ってきたので見てください」とか、


熱心さを伝えたいなら、

「○○で悩んでいるんですが、○○さんのアドバイスを下さい」

など、


言い方は悪いですが、相手を気分よくさせ、

一時的に人格を操作してから、

持ってもらいたい印象を植え付けます。


ただ、読んでいてわかると思いますが、

このテクニックは、初対面の人には有効ではありません。

ある程度見知った相手にしかできないテクニックです。

また、差別主義の人にも使えないでしょう。

そしていきなり実行するのはかなり難しいです。


下手すれば相手に見透かされる場合もあるので、

口が上手い人でない限りオススメはできませんが、

短期間で、場合によってはその日のうちに

あなたへのイメージを変えることができる、悪魔的テクニックです。


自白させて平等主義的目標を刺激する


ラベリング以外で、平等主義的目標を刺激する方法もあります。

それが、

「相手が過去に公平さを欠いた判断をした時のことを思い出させる」

という方法です。


これは私自身の話になりますが、

「SNSで叩かれていた人が、実はフェイクニュースによる誤報で、

本当は素晴らしい人間だった」

という事がありました。


その時は大して調べもせずに、

「最低だな」とか思っていましたが、

実は全部誤報で、

本当は陰で素晴らしい活動をされていたことを知り、

後悔したことがあります。


そういった間違った思い込みをしていた時の話を聞き出し、

「次は正しい判断をするようにしよう」と、

平等主義的目標を刺激して、

偏見を無効化してから、こちらの印象を書き換えます。


こちらも、さきほどのラベリング同様

かなりの高騰テクニックですが、効果は大きいです。

相手がなかなか話してくれなさそうな場合は、

先にこちらから失敗談を話して、話しやすい空気を作ることで

引き出しやすくなります。


やっぱり悪用はやめよう


うまく使いこなせるようになれば、

このテクニックは対人関係を自由にコントロールできますが、

悪用できてしまうので、それだけはしないでください。


オススメは少し大変ではありますが、

時間をかけてじっくり理解してもらう、

証拠を見せ続ける方法がリスクも少なく確実かと思います。

もし、身勝手なイメージを持たれて困っているなら試してください。

まだまだ未熟ものですが、良いコンテンツをお届けできるように頑張っていきます。