見出し画像

キャンプツーリングの準備

生物資源学部 自然環境リテラシー学2021
第2回Aコース 8/7(土)~8/8(日)


こんにちは,いつきです。
私は、前回に引き続き南伊勢にあるロッジさらくわで行われた自然環境リテラシー学に参加しました。

Day1.


第1回のスタートがくもりだったため、今回こそいい朝を迎えたいと願っていましたが、まさかの台風が接近しているということで、今回もくもりからのスタートになりました。残念、、次回に期待しましょう!!



当初の予定では、座佐浜に行き、転覆してしまった(これからは沈と省略して書きます!)人を助けたり、自分でカヤックに戻ったりする練習であるレスキュー練習をして、座佐浜で一晩過ごす予定でした。しかし、先ほどお伝えしたように、台風が接近していたため、当初の予定であった座佐浜で一晩過ごすという計画は変更となり、ロッジさらくわでの実施となりました。本来なら入ることのできなかったシャワーに入ることが出来て嬉しいような、座佐浜に行けなくて残念なような複雑な気持ちでした。

 

1日目のレスキュー訓練では、複数人で行うグループレスキューを練習しました。レスキューする時、お互いのカヤックを垂直に近づけ、T字でレスキューを行うことからTレスキューと呼ぶことを学びました。グループレスキューの練習は、二人一組になり、リーダーの方に教えて頂きました。

私は、前回のリテラシー学では一度も沈したことがなかったため、沈の仕方に戸惑いました。
実際に沈してみると、結構カヤックを傾けないと沈しないことが分かり、とても良い収穫になりました。また、PFD(ライフジャケット)を調整して出艇しましたが、実際に海に浸かってみると、PFDを極限まで縮めたのですが、PFDが頭まで上がってきて流されてしまうため、いっそPFDを脱いだ方がいいんじゃないか?と思いました(笑)また、パドルが思っていたよりも浮力がないため、お荷物じゃないかぁ!!とも思いました。このレスキュー練習を通して、サイズの合ったPFDを身に付けることや、PFDが身体にフィットしていることの重要性を再認識出来ました。

グループレスキューでは、沈した人はまずカヤックとパドルが流されないように、つかんでおく必要があります。また、レスキューする人は、沈した人のカヤックに対して垂直に自分のカヤックを近づけ、沈した人の状況確認をします。今回は、波の少ないところでレスキュー練習をしましたが、万が一、波の高いところで沈してしまったらあせったり、動揺したりしてしまう可能性が考えられるので、声掛けや相手の状況確認はとても重要だなと感じました。



安全確認が出来たら、沈した人はカヤックの端に回り、レスキューする人はもう一方の端を自分のカヤックの上に乗せます。それから、レスキューする人はカヤックの端を高く持ち上げ、カヤック内の水抜きをします。ここで重要なのが、沈した人は支えているだけではなく、自分の体重や浮力を使って、レスキューする人の力添えをするということです。力を合わせながらカヤックを持ち上げないと、コックピッドの淵で水をすくいあげてしまい、カヤック内に再び水が入り込んでしまいます。水抜きが出来たら、T字になっていたお互いのカヤックを、前後逆向きで平行にします。レスキューする人は、沈した人がカヤックに戻る時に、PFDを掴んで補助したり、カヤックが安定するように支えたりします。



グループレスキューを通して感じたことは、自分やパドルの浮力が思っていたよりなく、海の中では思ったように動くのが困難だということでした。また、グループレスキューをする上で、レスキューする側とレスキューされる側が力や息を合わせながら行うことが重要だと感じました。

 

レスキュー練習が終わった後は、旅に持っていく荷物をハッチ(カヤックの荷物を入れるところ)に詰め込む練習を行いました。
私は、とりあえず挑戦してみるのも大切だと考え、持ってきた荷物が入っているボストンバックをそのまま突っ込んでみました。容積的に入るはずだったのですが、横幅が邪魔をし、ハッチからボストンバックがはみ出た状態のまま止まってしまいました、、!少しでも期待した自分がバカでした...

↑実際の写真がこれです

荷物を小分けにしてビニールでまとめることによって、荷物を収納することができ、小分けにすることの大切さを実感しました。1泊2日の荷物でピッタリだったため、次回の3泊4日では、荷物の個数や収納の仕方を工夫しないといけないなと思いました。

Day2.


2日目のレスキュー練習は、1日目に練習したグループレスキューとは異なり、1人でカヤックまで戻るセルフレスキューでした。

昨日と同じように沈をしたのですが、昨日の反省を生かしPFDを限界まで縮めた上に、緩い部分を縛っておいたおかげで、1日目に比べて楽に浮いていることが出来ました!!
セルフレスキューでは、自分一人でカヤック内の水を抜かなければいけません。私は、カヤックを元に戻すことは出来ても、カヤックの中の水を抜くことは5回ほど挑戦してもできませんでした...結局、リーダーの方に手伝ってもらって水抜きをしました。(ありがとうございました!!)2日目にセルフレスキューをしてみて、グループレスキューの有難さを再認識しました。


 

お昼を食べた後、私たちはお昼ご飯の一つであった梅干しを使って、「誰が1番梅干しの種を遠くまで飛ばせるか選手権」を行いました!!(自然のものは自然に帰るという考えの元、行いましたが、梅の木が成長してしまったらすみません...笑)終始笑っていたため、全員へっぽこな結果でしたが、選手入場と表彰式のアナウンスやBGMもセルフでしながら、オリンピック並みの緊張感で行いました。(ちなみに1.02mで1位になりました!!ぱちぱち)
オリンピックを見れない間も、自分達でオリンピックの雰囲気を作り、楽しむことが出来ました!!

↑選手紹介のシーンです!


まとめ

本来の予定とは違うスケジュールになりましたが、その分空き時間や夜に、前回はできなかった空一面に星空が広がっている光景を見ることや、自然の中で少しの間お昼寝することなどが出来ました。普段だったら出来ないことをして、前回とはまた違う形で、自然を感じる事ができた1泊2日になりました。
サポートして下さった先生やインストラクター、リーダーの方々、ありがとうございました。

次回の3泊4日は楽しみでもありますが、自分の体力が続くのかという不安もあります...くたくた、よぼよぼになって帰ってこないよう、少しでも体力をつけて挑みたいと思います、、!
帰ってきた時の様子はどんな風だったのか...
次回の記事で答え合わせをしましょう〜!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?