バットマンとニルヴァーナ
先日、バットマンの新しい映画
「THE BATMAN-ザ・バットマン」
を見ました。
YouTubeのサントラ映像です!
まず、オープニングが暗い。
あ!聴いた事ある曲だな〜と思ったら
ニルヴァーナのSomething In The Wayが映画の主題歌に使われていました。
で、最初に語りはじめる吹き替え版のバットマンの声が、櫻井孝宏さん(呪術廻戦の夏油さん!)
これは最近、声優さんにハマってる娘が気づいて教えてくれました。う〜ん、イケボ!
今回の悪役リドラーは石田彰さん(渚カヲルくん!)と、声優さんも豪華でした。
今回、ヒロインのキャットウーマンがすごく可愛い女優さんで、調べてみたら、レニークラヴィッツの娘さんだったんですね。ロック繋がり!
(ウエスト細っ!ボンデージが超カッコイイ✨)
監督が、Something In The Wayを聴きながらカートコバーンをモデルにしてバットマンの脚本を書いたらしいので、この曲が無かったらこのバットマンは存在しなかった訳です。
今までのバットマンは、アゴが割れてて(見た目かよ(笑))金持ちのボンボンで自信家なイメージだったけど…
今回、黒いバットスーツはすごくマッチョだけど、普段のブルースは暗くて引きこもりで細マッチョな感じで、キラキラしたヒーロー感がほとんど無いんです。
マッドシティであるゴッサムシティを良い街に変えたいけど、一朝一夕にはいかなくて、イカれたコスプレ野郎だと思われているというのも退廃的だなぁと思いました。
主人公がマスクを取ったら目の周りが黒くて、ダークナイトのジョーカーみたいになっていました。
パッと見で悪役なのかヒーローなのかわかりません。
街で悪さをする顔を白塗りにしたギャング(ジョーカーを思わせる)をタコ殴りにするバットマンはまさに狂気のダークヒーローという感じでした。
まともな善人というのはほとんどいない。
人間には誰しも深い闇があるというテーマがずっと全編にある映画で、犯人のサイコな感じとか苦手な人も多いかもしれません。
アメコミ好きな息子は、映画館で観たらしいんですが、とにかく長い!と言っていました。
たしかに長かった。3時間近くある映画って最近なかなか無いですよね!
マーベル映画みたいなマッチョな派手さはありませんが、アクションはけっこう凝っていて、謎解きとか飽きさせないような内容なので見ていて引き込まれる映画でした。
(娘は途中寝てましたが…)
ニルヴァーナ好きなワタシはあの気だるい感じの曲が流れるゴッサムシティと、カートコバーンをモデルにした新ブルース・ウェインがとても魅力的に感じました。
混沌とした時代に、またニルヴァーナの曲がよく聴かれるというのも巡り合せなのかもしれませんね。
ここまでお付き合いくださり、ありがとうございます。
本家カートコバーンのアンプラグドぉ〜!
暗カッコイイ
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