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今日は、足音を鳴らす性別の定かではないどこかの子供が泣いている。
家に入りたくないんでしょうと呟く声の傍で
子供がいないのでわからない。と感じている。
実際、家に入れば泣きやむので、きっとその考えは正しいのだろう。
帰る家があることは幸福だ。
温もりと安らぎ、家というものに必要なもの。
物理的にも精神的にも観念的にさえも家がない状態の私は、
大声をあげて泣きたいこともあるけれど、大人なので笑っています。


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