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五日市まちづくり通信バックナンバー

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あきる野で配布している“五日市まちづくり通信”のバックナンバーを連載!📖これをチェックすれば五日市の最新情報はバッチリです👍
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2022年6月の記事一覧

フリースペース活用のご提案をお待ちしています「るわん五日市蔵店」のご紹介

フリースペース活用のご提案をお待ちしています「るわん五日市蔵店」のご紹介

舘谷に「るわん五日市蔵店」がオープンして半年が過ぎようとしている。同店の売りは長崎で獲れたアゴのだし汁と五島列島の椿油を使っていること、そして、古い蔵を活用した店舗の再生だ。重厚な扉を開けて中に入ると昔の蔵の面影は残っているが、2階に上がってみると20畳ほどの大広間があり食事や小宴会ができるようにうまくリフォームされている。同店の営業はあご出汁から揚げ弁当や海鮮丼などのテイクアウトが主なメニューと

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〜テラス席ではペット同伴のお食事ができるお店〜『YAKITORI&WINE アキルノテラス』

〜テラス席ではペット同伴のお食事ができるお店〜『YAKITORI&WINE アキルノテラス』

今年3月22日、五日市ファインプラザの真向かい、以前「焼き鳥てっちゃん」があった場所に「アキルノテラス」がオープンした。店内には大きな丸窓越しのカウンター席や、二人用テーブル席、掘りごたつ風の席、店舗入口の外には、ウッドデッキテラス席がある。

開業したのは、株式会社グラーチャー代表の佐藤洋亮さん(44歳)。佐藤さんは養沢でグランピング施設「ウッドランド・ボシー」とキャンプ場「ウッドランド・キャン

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わたしの五日市めぐり「戸倉の水」

わたしの五日市めぐり「戸倉の水」

戸倉の城山山頂から少し下りたところに、普段は枯れた古井戸があります。雨が降った後、土から水が染み出し、一滴一滴落ち、井戸となることをご存じでしょうか。

戸倉は水に恵まれた里で、城山より湧き出す清水は、古くから地元の人々によって大切に管理されています。その戸倉の湧き水を大切に使い、明治17年(1884年)から日本酒を造っている酒蔵があります。「喜正」の名前でお酒を造っている野崎酒造です。城山の湧き

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〜ブナと水と石を愛した現代山岳風景画のパイオニア〜 養沢の画家│故・犬塚 勉さん

〜ブナと水と石を愛した現代山岳風景画のパイオニア〜 養沢の画家│故・犬塚 勉さん

あきる野市養沢に、山を愛し、数多くの山岳風景画を描いた画家がいました。犬塚勉さんです。

犬塚さんは、1949年神奈川県川崎市生まれ。27歳で学校の美術の先生になり、その傍らに絵を描いていました。山に登り、山や沢・樹木・岩・野原などをスーパーリアリズム風の筆致で描くことに挑戦して、独自の技法を確立しました。

犬塚さんは、生前最後の約1年半を、家族と共にあきる野市養沢で過ごしました。その暮らしの中

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