3.19 上野・王子ウォーク(後編:生活感あふれる都電荒川線沿線を歩いてみた)
16時30分
尾久駅
前半から歩き続け、尾久駅に到着した。
用事も済み、後半戦のスタートを迎える。
今回の後半ルートは、尾久駅から荒川遊園地へ向かい、荒川車庫前、梶原と都電荒川線沿線を王子駅方向へと向かう。
大きな道路から道を外れると、そこは1両の小さな電車が走る生活感あふれる街。
都電荒川線
東京都荒川区の三ノ輪橋駅から新宿区の早稲田駅まで計12.2kmを約53分で結ぶ路面電車。かつては、東京23区内を中心に様々な路線があった。しかし、モータリゼーションの発展の中、交通渋滞の原因となったためほとんどの路線が廃止された。しかし、道路と都電が共用する区間が少なく並行している道路の慢性渋滞が激しい荒川線だけが唯一残り、現在も走っている。
17時ちょうど
あらかわ遊園
住宅街の真ん中に大きな観覧車。現場に着いた頃はちょうど閉園時間だった。
ここは、区で唯一の公営遊園地。荒川遊園前からあらかわ遊園までの道もほぼ整備されており、散歩のちょっとした休憩にはぴったりな場所。
ここからは、何本もの都電に抜かれながら沿線沿いを歩く。
荒川車庫前停留場
荒川車庫前停留場は、車庫があるだけでなく都電荒川線の営業所もあり、この路線の心臓部である。
ここでは車庫でお休み中の都電も見られ、隣にある「都電おもいで広場」では、過去に都電を走った車両が保存展示され、土休祝日の10時~16時の間入場無料で開放される。
都電荒川線のキャラクター「とあらん」は常時車内にいる。
上記以外の時間は門が閉まっている。ただし、外から過去に都電を走った車両を見ることができる。
ひたすら線路沿いを進む。午前中の雨はどこへ行ったのやら、少し曇る夕焼け空が広がる。
梶原停留所にやってきた。
ここで少し寄り道をした。
梶原停留場から商店街の入口にある
「菓匠 明美」という和菓子屋。
ここで買いたかったものがあった。
都電もなか
第20回全国菓子大博覧会「厚生大臣賞」を受賞した、東京で隠れたお土産として有名である。
都電の車両が描かれた可愛らしいパッケージ。古い車両から新しい車両まで種類が豊富である。
各種車両のパッケージ中身は全て一緒で、都電風の皮の中に粒あんと餅が入っている。味は甘めであるが美味。なお、食べたあと箱だけ残すのもひとつのコレクションになる。
私がお店に入った時、20代くらいの女性数人が都電もなかを買っていった。
線路沿いを歩く際に、都電を流し撮りをしてみた。久しぶりの流し撮りがぼちぼちで驚いた。
日が沈み、辺りが暗くなる中、王子駅前停留場に到着。
今回のゴールまでもう少し歩く。
18時10分
北とぴあ
今回の散歩のゴール。
上野駅から歩いた距離は約10km。時間にして約3時間30分。
道に迷うこともあったが、久しぶりの王子です。
今回、「北とぴあ」をゴール場所にした理由は、エレベーターで17階へ上がった場所。
そこは、展望台。
無料で入れる展望台であり、何回も王子を訪れながら一度も行けなかった場所であった。
展望台からの夜景は、右に東京タワー、左に東京スカイツリーを眺めることができる。
北とぴあからの眺めは本当に綺麗である。しかし、あまりにも人がいないので少し怖いが、一度行く価値がある場所。
さいごに...
今回の散歩は、尾久駅を境にテーマが分かれたため、前編・後編と分けた。全体では、以前から訪れた懐かしい場所と、初めて訪れた場所が織り交ざった不思議な散歩だった。そして、昔からこの先はどうなっているのだろう?と考えながら見てきたのに一度も足を踏み入れることが出来ずにいた場所でもあった。
今回、初めて歩いた経路の地図を載せることにした。これはグーグルマップで距離計算が出来ることを利用している。自分の記録にもなるので、今後積極的に活用しようかなと思う。(道を覚えるのが大変なのですが。。。)
前回のクリスマスツリーを集めてから約4ヶ月、本格的な散歩から離れてしまった。また、時間を見つけてぶらぶらと歩いていきたい…
最後までご覧いただきありがとうございます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?