見出し画像

伝えると、伝わる

あなたは他人とコミニュケーションする時に、「伝える」と「伝わる」は区別しておりますか?

例えば、上司不在の間に上司への伝言を受け取りました。あなたは、伝言を記したメモを上司の机に貼っておきます。上司がその伝言メモを見ても/見ていなくても、あなたは上司に伝言を伝えたことなります。「伝える」は、伝える側(あなた)が主となり、伝える相手の状態は問いません。

一方で「伝わる」は、上司がそのメモを見て、初めて上司に伝わります。そのため、伝わる側(上司)が主となります。あなたが伝えたつもりでも、上司がメモを見ていなければ、伝言は上司に伝わっていません。

普段何気なしに他人とコミュニケーションしていると思いますが、この「伝える」と「伝わる」は区別重要です。特に、お客様と会話する営業やSEは気をつけて欲しいです。例えば、

  • メールで伝えた -> 相手はメールを見ておらず、伝わっていないかった

  • 製品の説明をした(製品概要を伝えた) -> 相手が聞いておらず、製品で何が出来るか伝わっていなかった。

  • プレゼンで自社の良さを伝えた -> 相手が理解しておらず、良さが伝わっていなかった。

乱暴な言い方を仕舞えば、「伝える」ことはあなたの自己満足であって、相手のことは考えておりません。逆に、「伝わる」ことを考え出すと、本当に相手に伝わっているかを確認するようになります。

ぜひ、他人とコミュニケーションをする場合は、この「伝わる」を意識して欲しいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?