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「私」をととのえる

あいかわらず月経周期は乱れて翻弄されているものの、最近は体調がだいぶ整ってきた。

最近、なんだか憑き物がとれたような精神状態で過ごせている。きっと、現状を変えようと模索し続けた結果が、実を結んだのかもしれない。

●「自分を癒すこと」に投資しようと決めた

これまでの私は、自分のことは後回しにしていた。休む暇があるなら、家族や仕事のことを考えたかった。
特に、これから子どもを養っていくにあたり、もっと稼げるようになりたかった。早くキャリアを積みたかった。

普段パパがほとんどいない分、私が家をしっかり守りたかった。息子にさみしい思いをさせたくなかったから。

最初は小さな「無理」の積み重ねだったと思う。出産してから、何度か「休息」したこともある。でも、それだって完全には休めなかった。だから、取返しのつかない一歩手前まで、心身ともに体調が悪くなってしまった。

「このままでは早死にする」と何度も思った。そんなの嫌だ。私は貪欲な人間だから、できることなら死にたくない。死なないのはもう無理だから、それならせめて、長生きしたい。

その願いを叶えるためには、自分に投資することが必要だと気付いた。癒しの投資、である。だから、あえて時間をとって、鍼治療や散歩をするようにした。続けていくと、獣のように怒り狂っていた自分が、いつのまにか鎮静していくのにきづいた。

●「私は私の好きなことをしていい」と自分を許した

息子は保育園が大好きだし、登園することが生活のリズムに組み込まれているというのに、心のどこかでは「保育園に預けてよかったのか?」と罪悪感を持っていた。

保育園でがんばってくれているのだから、私も「仕事だけ」しなきゃ、「好きなこと」をするのは、早起きしたり夜活したり、息子が保育園にいないときにしないと!と、謎のきまりごとを課していたのである。

もちろん、それができればベストなんだろうけど、できる日ばかりではない。そうしてフラストレーションが溜まっていく、という冷静に考えれば「ちょっとおかしくなってない?」という日々を送っていた(どうした、私?)。

でも、最近いたるところで「自分の好きなことをしていい」というメッセージをもらっている。「あなたは自分の好きなことをしているときが一番、うまくいってる」と言われたことも。

確かに、今までの人生を振り返るとそうだった。
私がガマンして何もいいことはない。ここぞという時に「踏ん張る」のと、常に自分を犠牲にして「ガマンする」ことは違うのにね。

だから私は、好きなことをしようと決めた。正確にいえば「好きなことをしている自分を大切にしよう」と。

こうして「私をととのえ」続けていると、大変な状況というのは変わっていないのだけど、自身の「あり方」が全然違っているのを感じている。私が望むのは、夫も幸せ、息子も幸せ、私も幸せな「三方良し」だ。

車のアクセルだって、一気に踏み込めば危ない。少しずつ加速していくものだ。私もそんな生き方をしていきたい。そして長い距離を走り続けたい。

(Day.37)

▼昨日の記事。時期に応じて「挑戦の仕方」は変わっていく。▼

▼ほぼ毎日エッセイ『私に翼』▼


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