なかなか学校に足が向かないのですが、将来の夢はしっかり決まっていて、その道に進むべき力も持っているAさん。そのために、どうしても行きたい進学先がある、どうやったら、その進学先に入れるだろうって、話し合いをしました。 結論は、受験に受かることの一択なのですが… そんなAさんに勧めたのがeboard(イーボード)です。 学びたい教科の、学びたい単元を,学びたい時に学べる。解説動画を視聴して、問題に答える。わからないときは、ヒントや解説動画で確認しながら解くことができる。どうしても
使ってくださっている皆様から大好評の『DropKit』。先生方が「これすごくいいです」と言ってくださっているのはもちろんですが、私の教室の生徒たちも「これ(DropKit)めちゃくちゃいい!」と言っています。「自分で作りたい!」と言って、単元テストの前に教材を自作しテストに臨んだ子もいます。テスト後、また作りたいと、楽しそうに自分だけのオリジナル教材を作る姿も。なにしろ、コツさえ掴めば簡単に教材が疲れちゃうんですから。 11月17日日曜日、仙台の楽暮プロジェクトさんがDro
「どうしてみんなは,英語を普通に読めてるのかわかんない。」と授業中につぶやいたLDっ子。苦しいよね,毎時間。 英語の先生からも,授業中すごく苦しそうだ,何とか通級で支援してほしいと相談受けてました。 SNSなどで「教科書の英文にカタカナでルビを振ってあげてます。」そんな書き込みや説明を時々見聞きます。私も何度もカタカナルビを付けたものを生徒に手渡したことがあります。カタカナルビには賛否両論ありますが,LDの子が安心して英語の授業に参加するためには必要だと私も思っています。
先日,このような質問をいただきました。もちろん,今回が初めてではありませんが。 いろいろな方から教えていただいたり,実際に経験したことなどをまとめると(あくまで個人の意見です) ①中学校が生徒の特性を理解し,その合理的配慮を受けていること ②その配慮や支援が本当に必要なのかがわかる客観的な情報(診断に限らず) ③本人自身がその合理的配慮を受ける必要性を感じ,伝えられるか などが必要かなと思っています。機器を用いる場合は,その機器をしっかり使いこなせていることも大事ですね。
先日,仙台北地区の研修会で「サテライトオフィス ふりがな付与機能」を紹介させていただきました。GIGA端末でアプリが入れられなくてもWebページにふりがなを付けることができるので,調べ学習などで役に立ちます。 次の日,「自分の自治体のGIGA端末はiPadで,サテライトオフィスが使えません。iPadで無料でWebページ,もっというと,授業中に渡されたプリントにふりがなを付けられるアプリはないでしょうか。」というお問い合わせの電話をいただきました。 紹介したアプリは「ふりがな」
教材作成アプリDropKitはほんとうにいいアプリ。「こんな教材を作りたい」と思っていたものが簡単に作れてしまいます。 最初からテンプレートやサンプル教材が入っているので,簡単に教材が作れるし,アイディア次第であっと驚く教材を作ることもできます。それが楽しくて仕方ない! 作った教材を教室で使ったところ「これで覚えないわけがない!」と言ってくれた生徒がいて,またまたやる気が出る!の好循環。 ますます凝った教材を作りたくなって,最近ちょっと悩んでいました。そこで気づいたことがあ
今日は夏休み最後の日。来週からの授業に向けて職員室でLDさんの授業の準備をしていたら,隣の席のとってもフレッシュな同僚が「それ,メモでもできますよね。」と。「メモアプリ,最近めっちゃ進化してるんですよ。」とのこと。このフレッシュ先生,今年で2年目,そして通級担当は初めてで,わからなくて戸惑いながらも,自分に何ができるか常に考えながら頑張ってる先生なんです。 さて,なにがすごいって,メモアプリを開いて,①新規作成→②カメラ→③スキャンしたい書類の上にかざし,テキストをスキャ
「よし!教材をつくるぞ!」と脳内イメージが出来上がりあとは作るだけ…なんだけど,授業が始まってしまうとなかなかその時間が取れなくて… そんなバタバタとした毎日を送っている私ですが,最近は時短グッズを使って作成の負担を軽くするようにしています。特に珍しいことではありません。昨日アップした「のりつきパネル」を使うのもその一つ。 夏休みの研修で,「カード教材は作るの手間かかりませんか?授業しながら,どうやってそんな時間作っているんですか?」と質問をいただきました。そう,かつて
のりつきパネル四字熟語の学習用にパズルを作っています。今までは段ボールに素材を張り付けて作っていたのですが(NOTE イベントで紹介した教材②),段ボールにのり付けするのも,段ボールをカッターで切るのもぶきっちょ代表の私には実はなかなかしんどいのです。 100円ショップでみつけた,のり付きパネル(セリア)で作ると,今までの努力はなんだったレベルで作成が楽になりました。見た目もきれいなパズルが出来上がりまし た。
間違わずに四字熟語を組み合わせるパズル四字熟語の教材はいろいろなものが市販されていますが,そもそも四字熟語がわからない状態では,思うように楽しめていない様子。 そこで,「絶対に(たぶん)まちがわないパズルを組み立てさせ,それを机上においてヒントにしてから四字熟語のゲームを行うようにしています。 背景をかなりわかりやすく違うものにして,四字熟語の素材を作ります。 出来上がった素材は段ボールやパネル板(100円ショップで購入)に貼り付けて,パズルにします。この時に間違わないよ
LaQで漢字を作ろう渋谷でのイベントで,自作教材を紹介させていただく機会に恵まれました。 いくつか展示する中で,ご質問が多かったのが,LaQで作った漢字やアルファベット,イオンモデルでした。 10年位前,漢字を覚えるのが苦手な生徒と一緒に始めたLaQで漢字を作ろうです。書くことが苦手で何度かいても漢字が覚えられないと言っていた生徒に書くこと以外に漢字の構成(つくり)を覚えさせる方法はないかと考えたのが始まりでした。 通級指導に来る生徒の中には「こだわり」の強いタイプの子
ペットボトルキャップを学習に活用 通級指導教室って子供にカスタマイズした教材を考えたり,作ったりが肝だと思っています。ただドリルをやるのではなく,この子がどうやったらわかるだろう,どんな教材なら取り組めるだろうって考えながら教材を作ります。市販されているもので素敵なものはいっぱいあるけれど,予算にも限りがあるので,身近なものや廃材を利用して自作教材をつくることが結構あります。私は,いつでも簡単に手に入るペットボトルキャップも利用しています。 まず,事前に,ペットボトルキャッ
「『カイケツしたじき』の中学生版作ったら」とお声を掛けていただいたとき,その時点で数学・理科を含めてすでにいくつか候補があったんです。その候補の中で,まず最初に作るのは「項は3点セット」だと言ったら,「なんでこれが最初なの??」って言われたんです。私は基本長いものに巻かれる人生を送っているので,「なんで??」なんて言われたら,「ほかのものにかえます・・」というのですが,これは譲りませんでした。たぶん,「項」を手に取ってくださった方は「これなに?」「なんでこれ?」って思われたと
本市のギガ端末はChromebookです。キーボード入力が得意な生徒たちは上手に使いこなしています。でも,ちょっと気になるのがキーボードの前で固まって動けなくなっている生徒。理由は様々ですが,どうやらローマ字入力で苦戦していることは見て取れます。ローマ字入力に問題のない子でも,濁音,半濁音,拗音の入力になると「どう打つんだっけ~」の声があちらこちらから。加えて,キーボードってPCやiPadって大文字のものがほとんどなんですよね。だから学校のローマ字表も大文字で表記されている
こんばんは。夏の研修会に向けて準備を進めている今日この頃。 あるところから,自作教材をお題にいただいたこともあって,今まで自作してきた教材をまとめてみました。それぞれの子の学びにくさをどう補うか・・・子供たちの笑顔を思い浮かべながらつくった教材たちや,お気に入りの教材,100円ショップや文房具屋さんで出会ったすてきな文房具たちを紹介しながら,自分の備忘録にと思っています。