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小春日和のふんわり紅葉を描いてみよう!パステル画の巻

各地で紅葉が見頃を迎えています。木々の葉が赤や黄色に染まるのを見ると、寒い冬の前触れであることを忘れて感動します。そして、毎年、この鮮やかな色を手元に残しておきたいという衝動に駆られます。今年はパステル画で秋の紅葉を写しとってみました。

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ふんわりした仕上がりとなるパステル画ですが、意外にも落ち葉の描写に向いているような気がします。

パステル 画の制作は、絵画教室でも使うステンシル技法で行いました。身近な画材で取り組めるのでぜひトライしてみてください!

画材 (写真は主に使用する画材)

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・ステンシル枠用の紙(厚紙や画用紙、クラフト紙など)
・鉛筆
・はさみ
・画用紙
・パステル(百均で売っているもの)
・ザル、金網など・・・写真はオリジナル画材
・綿棒、ティッシュ、化粧用コットンなど・・・写真はオリジナル画材
・マスキングテープ
・ゴミ受け用の紙
・フィキサチーフ(あればベスト。画材屋さんで調達)

●ステンシル枠の作り方

落ち葉をなぞり書きしてくり抜くだけ!

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●制作方法

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①画用紙の上にステンシル枠を置き(ステンシル枠の紙が薄い場合はずれないようにマスキングテープ留めする)、その上から金網などでパステルをこすり、粉を落とす。

②ステンシル枠内に落としたパステルの粉を、ティッシュや化粧用コットンなどで、画用紙に定着させるように押したり、こすったりしながら伸ばす(画用紙をこすりすぎないよう、紙の目地に埋めるような気持ちで)。細かいところは綿棒を使ってもいい。

③定着しなかったパステル の粉は、画用紙の上から除く。ゴミ受け用の紙へはたいて落とす。

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④色が薄い場合は、もう一度①〜③を行う

⑤最後に、パステルで葉脈などを線で描く。葉脈だけが強いタッチにならないよう力を入れず優しく描く。

⑤仕上げにフィキサチーフ(パステル の粉を紙に定着させるもの)を吹きかける。
吹きかけないと、できた絵が擦れてだんだん消えていきます。完成→写真撮影で終わり!という場合はなくてもいいと思います。

●注意すること

・最初は色のつきが悪いかもしれないので、何度か重ねる。
・パステルは単色づかい、2色づかい、部分で変えるなど工夫してみる。
・構図のアイデアを得るために、落ち葉を拾って並べてみるといいかもしれません。

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二次制作
作品をポストカードにしてお友達にお便りしてみるのもいいですね。
itotokiは、作者が見ている視線を追体験するようなムービーを作ってみました。


〇〇映えのスポットに行くことができなくても、ちょっとしたアイデアで楽しさが膨らみます!
引き続き楽しい秋をお過ごしください^^




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