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「ito therapy sessionプログラム」のこと(9)

~「想像する」を楽しもう~

ito therapy session のプログラムのひとつに、
「ハウスカのワーク」があります。

これは、イメージするということを楽しむアートワークです。

「ハウスカのワーク」は、特にグループセッションのプログラムに組み込まれます。

「ハウスカのワーク」では、絵本を用いることが多いです。

その日のメニューのテーマに沿った絵本を、
ワークのはじめにセラピストが読み聞かせをします。

その場に参加した仲間たちが同じ物語を聞いて、それぞれの想像の世界を膨らませていきます。

読み終えたら、物語に登場するものをアートしていきます。

アートするものは、全員「同じもの」です。

同じ物語に登場する、「同じもの」を、
各々自由なイメージでアートに表現していきます。

創作されるアートは、もちろん「同じもの」はひとつもありません。

「同じもの」をアートしても、
まったく違うものが出来上がる。

それを全員でシェアします。

他人の視点から見た自分のアート。
自分の視点から見た他人のアート。

「同じもの」を描いているという前提の上で、
まったく違うイメージに触れあう時間。


自分との「違い」を知り、その違いを認め、
また「違い」を知ることで自分を知る。

他者を通して「自己対話」を深めていく。

「ハウスカのワーク」は、各自のイメージだけに留まらず、
アートで表現することによって視覚化され、
仲間とシェアすることで自己探求に深い効果を発揮していきます。


自由なイメージを広げること。
そのイメージを楽しむこと。

これはito therapy sessionの中で最も大切にしたいことのひとつです。


「同じもの」を共有しても、
誰一人として「同じもの」を思い描かない。

そんな違いを楽しむプログラム。

「ハウスカのワーク」も、考えるのがとても楽しいワークです。

テーマを決めて、絵本選びからアートする対象を決めて。

参加者のみなさんが楽しくイメージを広げていける場をイメージしながら、
私も楽しく創作しています。




 真新しい心と出会う 
   ito therapy
仲間と過ごす「私時間」




ito therapy session - 輝く未来へ~art&tarotで「私らしい」に出会う旅 (jimdofree.com)

     
    


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