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「糸しの森」の春のおはなし

こんにちは、itosino(いとしの)のEda Maki(えだ まき)です。

前回のnoteでご紹介した、「いとしのもりのものがたり」というお話。

今日はこちらの続きから、春の物語の1ページを、個展で展示予定の作品のご紹介も兼ねてお披露目します。

これは、こぎつねがたどり着いた「春」のおはなしです。

■ 春の森にて


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こぎつねは、ついにあの窓から見た
ピンクに染まる木を見つけました。
ひらひら舞う花びらのなんて
きれいなこと!

ところが、食いしん坊のねこたちは
きれいな花には見向きもしません。

「ぼくたちは “はなよりだんご”
“ヒト”の世界にはおいしいものが
いっぱいにゃー!」

こぎつねは“ヒト”の世界ってなぁに?
と聞きたかったのですが、
ねこたちはお昼寝とおやつに夢中で
ついには聞けないままでした

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こぎつねがたどり着いた「春の森」の、第2章にあたる一幕。
ねこたちの語る“ヒト”の世界とは何かを、こぎつねはまだ知りません。

春から夏、秋をかけて冬へ。

鮮やかな森をたどりながら、こぎつねはたくさんの動物たちと出会い、彼らの持つ不思議な道具や言葉に触れていきます。
そして最後にたどりつくのは…?

こぎつねの物語の終着点はいまは秘密。
続きは個展にて!

■ 糸しの森へとつづく

個展ではこのような物語とあわせて、「糸しの森」の風景を再現した、ジオラマ風の作品を展示します。

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この作品。
桜の木も、芝も。

原材料はなんと刺繍糸。

刻んだり貼り付けたり。
いろいろ実験しながら、どうすれば「糸しの森」を楽しく表現できるかチャレンジしています。

展示予定のジオラマ作品はあと11こ。

ジオラマとおはなしを通して、こぎつねと一緒に「糸しの森」を冒険してもらう。
そんな体験をお届けできるよう準備をがんばっています。

物語の続きをお届けできるように。
ジオラマ制作が間に合いますように…笑

みなさんも一緒に、物語の続きを応援していただけたらうれしいです。


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