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「誰も無理せず、皆が笑って、ありのままの状態でいられる」ことが幸せ

私は、誰も無理せず、皆が笑って、ありのままの状態でいられる ということに幸せを感じる ということがわかった

夫は優しいので、私が四人の子供を預けて出張に行くことを前向きに捉えている。
でも、私が出張から戻ると、いかに大変だったかを滔々と語るし、それを物語る部屋の状態・・・

だから私は子供四人と夫を残しての出張は気が気ではない。

もしかしたら彼はそんなに気にしていないのかもしれないけど、私は、出張中もずっと家のことが気になってしまう。
私自身が勝手に疲れるだけなのかもしれないけど、私の心は出張中、ずっと「無理をしている」状態なのだ。

今回の出張では、下の子供二人を母と祖母に託して、そして上の二人は夫にお願いして出かけた。

上の二人はもう小学生でそれぞれに自分のことができるし、手がかからない。
長男は「僕が朝ごはん作るよ」と元気はつらつに言ってくれた。二人とも私と離れるのをそれほど寂しそうにしない年齢になった。
私は安心して、夫と上二人を残して出張に出かけられた。

下の二人はまだまだ大変な時期。
上二人に加えて、さらに下の二人を残していくのは気がかりでならない。
それに、今、三男がなかなか大変な時期。
三男は、上の二人と激しく喧嘩する。そんなとき、三男が仲間と思っていた四男は、2歳半でイヤイヤ期も手伝ってか、三男への突き上げもひどい。
三男は四男にあんなにも優しくしてあげているのに、四男は”自分が一番”なので少しでも嫌なことがあると三男に手をだす有様。

私から見たら、三男の居場所がなくて可哀想。
私自身も、四男に「抱っこ」をせがまれると、当時に三男が私を求めてきたとしても、三男より四男を抱っこしてしまう。
三男は私に対しても、四男に対しても遠慮する。そんな分別が、6歳の彼にはすでにある。
ああ、なんて可哀想な・・・

だから、四人同時に夫に預けると、三男のことが心配なのと、まだまだ私を求める四男への対応で夫がいっぱいいっぱいになるんじゃないかという懸念が生まれる。

とにかく、四人いるからこその複雑性を取り除くために、二人と二人で分けるのはどうかと思った。
そうなると上二人が夫と石徹白ステイ。そして下二人は、彼らの大好きなばあばにお願いするのが良いと考案。
早速ばあばに頼み込んで3泊、預けることに。

預けにいくと、歓迎してくれて、下の二人もとても嬉しそう。
ばあば特有、三男・四男の”甘え放題”発揮。
いつもは静かな実家が孫で賑やかになったにわかな楽しさも伝わり(本当にそうだと願う!)、私は「これはみんなハッピーなのでは!」と思えた。

そして私はルンルンと出張に出かけられた。

ばあばは大変な3泊かもしれない・・・
でも、たまにだったら許してくれる・・・・?

石徹白チームはきっとそれぞれに楽しく過ごしてくれるに違いない。
食料は十分あるのだから、なんとかなるだろうし。
そして、私は大好きなメンバーで東京での仕事を頑張れる。

みんな、それぞれ、無理なく幸せ!?
と信じられる状況で、私はとても嬉しい。
こんなに気が楽な出張は、正直初めてのことかもしれない。

帰宅後、どうなっているかはあまり想像せず、とにかく、今の状態を喜び、できる限りのことをするだけ・・・。

子育て・家事・仕事、全部やらなくてはならない世の中のお父さん、お母さんに心からエールを送ります。
今日もなんとか生き延びたね。それだけで拍手。本当にお疲れ様。そして子供達、ゆっくりおやすみなさい。

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