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取材を受けながら、副業について思うこと(NHK おはよう日本でご紹介いただきました)

noteでは、会社員の仕事のかたわら複業で毛糸屋をやっていることを発信してきましたが、この度、NHKの朝の番組「おはよう日本」の副業特集に取り上げていただきました。

なんと、わざわざ東京から記者さん・カメラマンさん・音声さんが仙台のお店まで来てくださって、2分ほどの放送時間のために半日取材をされていかれました。

このツイートと、放送後にTwitterで探してくださった方々の反応がとても大きく、こそっとやっていたTwitterのフォロワーさんが何十と増える事態に!さらには親戚やらお友達やら、会社の仕事でお世話になっているお客様や取引先からも番組を見てご連絡いただいたりなど、とにかくNHK、おはよう日本、テレビの影響力に驚いております。

お店はオープン前ですが、新しい毛糸屋が仙台にできるということを知ってもらうきっかけになり、ありがたい限りです。

番組の後、取材いただいた内容はWEB記事にもまとめていただきました。

こういった働き方についてはいろいろなご意見もあるかと思いますが、私の場合は、副業をしないと金銭的に生きていけないからやっているわけでも、お金のためにやっているわけでもないのです。

むしろ、会社員の仕事の量を減らしてお店をやることになったので、給与としては下がっていますし、それをカバーできるほどのお店の売上がいきなり立つ訳でもありません。それでも、自分の人生のなかで、今ここでこれをやるべきだという考えから来た決断です。やりたいからやってるんです。

ありがたいことに、副業という形でやらせてもらえることで、自分でお店をやるだけでは経験できないような仕事を会社員として経験させてもらい、会社員としては経験できないような仕事を毛糸屋として経験させてもらっている。さらには、会社員としての社会的・金銭的安心もある、というわけなのです。

itoshigotoが副業であることは、言い訳にも個性にもならないようなただの「事実」ではあるのですが、こういった働き方もありなのだ、ということがどこかのだれかに良い影響を与え、インスピレーションになったら、一生活者としてもうれしいなと思っています。

取材を受けながら、副業について思うことを聞かれ、ああ、これだな、と思ったこと。

大儲けできなくても、小さくても、面白いお店がある街の方が楽しいと思うから、こういう働き方が増えて行くことにわたしはポジティブです。

旅行先などで、「ここに住んだら、何屋さんになろうかな」という妄想をするのが好きです。みんながみんな、儲かる事ばっかりやっていたら、面白くないよなーとも思います。大儲けできなくても、ささやかにしあわせに暮らせるくらいの小さな仕事をやりながら、暮らせる人が増えたらいいなと思います。

現実は、いろいろなことを犠牲にして、迷惑をかけて、というところからのスタートですが、そこを目指して頑張っていきたいと思います。

お店のオープン日は、まもなくお知らせ予定です。最新情報は各種SNSにて!

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