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15年間お世話になった組織を退職しました

色々とあってここでは組織名を伏せますが,3月31日付で15年間お世話になった組織を退職しました.
不満が無かったと言えば嘘になるかもしれませんが,この組織で過ごした日々はとても充実していましたし,精神的にも身体的にも強くなったし,本当に良かったと思っています.
トイ・ストーリー3でバズ・ライトイヤーが「弱い心はすでに士官学校で叩き潰しました」って言ってましたが,まさにそんな感じです(どんな感じだ,と思われるかもしれませんが,色んな意味でわかる人にしかわからないネタです).

この組織が嫌だから退職したのではありません,むしろどちらかと言えば好きな方でした.
色々と縛りが多くて厳しい組織ではあったものの,辛いことを一緒に乗り越えてきた大切な仲間ができ,他では絶対に経験できないことを得られたというのは,一生の宝物になったと感じています.

それでも退職しようと決意したのは,「本当にやりたいことにチャレンジしようと思った」から.
この件については,過去の記事を見ていただければだいたいわかると思うので割愛します.
過去の記事はこちらです.

さて,この記事は,いわゆる退職エントリというヤツです.

最近,ネット上で退職エントリを目にする機会が多く,私も退職するにあたって諸先輩方のエントリを見てとても勇気付けられたことを覚えています.
私もこれから転職に踏み切ろうしている皆様に勇気を与えられるような記事を書ければ良いなと思い,記事にまとめました.

この記事では,私が退職する時にやっといて良かったと思ったことをお伝えします.

それは,「退職の挨拶」です.

そんなのやって当たり前だろって思われるかもしれませんが,人とのコミュニケーションがあまり得意ではない私にとっては,なかなかハードルが高いことでした.
日本ではまだまだ転職に対して良いイメージを持っている方がまだ少ないように感じていましたし,「どうやって話を切り出そう」とか「罵倒されたらどうしよう」とか,ものすごく考えてしまいました.
このように考えてしまうのは私だけではないと思います(そう信じたい).

しかしながら,勇気を振り絞って,これまでお世話になった方々に退職のご挨拶をしたところ,予想とは裏腹に多くの激励をいただくことができました.

「退職の件は年明けに初めて聞いて驚きましたが,(中略),決して臆することなく今までの仲間と交流を深めて貰えれば良いと思います.これまでの勤務お疲れさまでした.新天地での活躍を心より祈念します.」

「本人から近況を伺えたので嬉しいです.(中略),これも一つの縁なので,これからも連絡を取りましょう.コロナが落ち着いたら飲みに行こう.今後ともよろしく!」

「どこにいても,組織への恩返しはできると思うので,これからも頑張ろう.引き続きよろしくね.」

「15年間の勤務お疲れ様でした.勤務も一緒だった仲間が退職するのは残念ですが,新たな道にステップアップできるのであればそれが一番だと思います.」

本当に勇気を振り絞って退職の挨拶をして良かったと思いますし,なによりも転職を決意して良かったと思いました.
退職してまだ1ヶ月しか経っておりませんが,後悔はありません.
後悔無く次に進めたのも,退職の挨拶をしっかりでき,激励の言葉をいただけたからだと感じています.

私と同じように、退職の挨拶を躊躇してしまう方も多いと思うのですが、ぜひ前向きな気持ちで挨拶してほしいと思います。
これまでお世話になった方であれば、挨拶してくれて嬉しいと思ってくれますし、絶対に激励の言葉をかけてくれるに違いありません。

他にも退職するにあたって考えていたこととか,どうやって転職したのかなど,記事にまとめたいネタはたくさんありますが,退職エントリとして一番伝えたかったことは「退職の挨拶」をしっかりすることでした.
他のネタについては、また機会があれば書こうと思います.

いつも通りまとまりのない話になってしまいましたが,皆様にとって私の記事が少しでもお役に立てれば幸いです.

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