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完璧な彼女ではなく、ご機嫌な彼女で。

数日前、突然彼が救急車で運ばれて夜中に手術を開始した。

診断は盲腸。大きな病気ではないことにほっとしたが、手術という
慣れない言葉に心がざわついていた。

アメリカ人の彼にとって家族も側にいない、言葉も十分に理解できない
この国で手術をし入院生活をするってどんな感覚なんだろうか。


彼の気持ちを思うと胸がキュッとしめつけられた。

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数ヶ月前の私だったら彼のことを思えば思うほど、自分に出来ることを全力で追いかけて、無意識に100%以上の力を出していた。

気づいたときには限界を超え心身が悲鳴を上げている。

誰かのために必死になれるのってとても幸せなこと。
そんな時間があってもいい。

でも全部じゃなくて良いよねって、最近気づいてきた。



だから、今は「完璧じゃなくていいんだよ」

そう言い聞かせてる。


完璧な彼女じゃない私。

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その夜は深夜の手術であまり寝られなかったけど、翌朝7時には入院の荷物を届けたかった。使命感がとても強い分無理をしがち。

そういう時こそ意識的に休息をとってみる。
結局10時に病院へ行った。

その後、彼の部屋を掃除しに。

退院した時に快適な日常に戻れるようにと思ったが、ひとり暮らしとは思えない洗濯物の量に妥協して、コインランドリーを頼ってみた。


全部きっちり完璧にする必要ないよね。



緊張と心配、怖さ、安堵、心の状態が激しく揺れ動いた夜が明け、
自分が思うより疲労を感じていた。

日常のなかでピンっと張った系を少しずつ緩めていって
いつもよりズボラな彼女になってみる。

その中で少しでも余ったエネルギーは母にコーヒーをいれて。



そんな優しい循環に変化させていく。

自然


自分を大切に。「ご機嫌な彼女でいること」が最近心地いい。

日常に心身の回復と緊張からの解放をバランスよくいたわってあげる。
すると、誰かのための熱や行動がゆるやかにあたたかく循環して、
周りにもっと優しくなれる気がする。

そう感じた今日。






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