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わたしの物語12


結婚して2年ほど経った頃に、ふとマイホームが欲しいと思うふたり。


夫の父親からも、『自分の家持つといいよ。ローンが払えなくなって辛かったら、売ればいいんだから!』


そんな言葉に、『なるほどっっっ!』と思ったことに、今笑ってしまうふたりです。


払えなくなるくらい苦しいなら、売ればいいって言われるとすごく気持ちが軽くなって、マイホームの話がどんどん進んでいく。


ふたりにとって、家というより土地選びの方が重視だったかもしれない。


わたしの希望は夫の仕事場の近くで、実家にも近くて、平屋でのんびりな時間が流れる地域がいいなと。。。


夫は2階建てで、ビビっときた地域を希望。。。


《夫メインで住宅ローン払ってくものだし。。。夫とならどこでも大丈夫か。。。》


そんなこと思いつつ、紹介される土地見学を何ヶ所か見て、『ここは、なんか空気が重いね。。。』


『ここは、雰囲気がしっくりこない』

ふたりで意見を言いながら、『あっここの空気ぴったりだ!のんびり時間を感じれそう!』


と決めたところは、夫の仕事場から遠く。。。実家はそれなりの距離。。。という希望とはちょっと違う場所ではありました。



でも、空気とか雰囲気ってすごく大事で、夫は『おばあちゃんちを感じる』とのこと。。。


言われてみれば、夫のおばあちゃんちの雰囲気に似てて、海が近く、ほっとする地域です。


お家は、夫の希望の2階建て。


場所は、初めて住む地域で親戚などもいない町です。


まさか、市まで変わるなんて想像してなかったので、面白いふたりだなーと思いました。


方向音痴なのに、大丈夫なの??


知り合いいないけど。。。


集会とかあるのかな??近所付き合いとかってどうやってするの
??


そんな不安を持ちつつ、家がどんどん建ってくウキウキと共に、ほんとに新しい生活を歩むことになりました。


住んでみると、近所付き合いはご挨拶程度で、集会も全くって言うほどなく、ふたりにとって嫌な雰囲気な人もいなくて安心しました。


引っ越してそうそう、組長になったことはドキドキでしたが、回覧板関係だけで、あっという間に1年経ちました。


わからないことも、組のことも優しく教えてくれるので、ほっとする1年だったと思います。


方向音痴が1番悩むかと思っていましたが、住んでみると都といいますか。。。


駅までの道もほぼ一本道で迷うこともなく、不便を感じない町でした。


ここが、わたしたちの町なんだーと改めて嬉しいきもちに包まれます。


マイホームは、庭が大きめなのでBBQが出来る喜びと、洗濯物がすぐ乾くのが嬉しい。


アパート暮らしなふたりから、マイホームの生活に変わったことは、とても大きなできごとでした。


夫にとっても働きがいがあったり、『頑張ろう』と頑張る理由も増えて、ふたりらしい生活を楽しめたら幸せだなぁと思う毎日です。


マイホームでは、ふたりのスキを大事にしようと思っています。


夫の部屋と、わたしの部屋があったり、スキな色に囲まれたり、ほっとする空間を大事にしています。


やっぱり生活を送っていると、ついつい物が増えるので。。。


それがダメだなぁーと思って、ぷちミニマリストを目指してコロナ時代から整理整頓しています。


引っ越しする時に、ほとんど処理しとけばよかった。。。と思うものを整理整頓するのは、すごく大変でした。。。笑



ものを見つめ直すことは、簡単じゃないことに気付かされた機会でした。


今もまだ継続中です。


めんどくさいと向き合うと、とても自分がカッコイイかも??という気持ちになるので、そんな気持ちを味わってモチベーションを上げてるふたりです!!!


何気ない毎日も、ふたり時間は特別です。


母によく『毎日一緒にいるじゃん』と言われますが。。。


いや。。。お互い仕事してたら、仕事場にいる方が長いんだもの。。。


ふたり時間なんて、1日のほんの少しだょ。。。


ほんの少しの特別なものを、わたしは夫と一緒にいたいのですょ。


夫はわたしの『頑張る』の支えですから♡



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