「カルベニオ」が書けない…
岡山市の職員をしている「てら」です。
「ユーチューバーになり損ねた」という記事の中で,小説を書いてみようと思っていることを書きました。
https://note.com/itonokiretatako/n/n265ee47cede6
思うだけなら誰でもできるわけで,そこはやっぱり書きはじめないと意味がない。
というわけで,ちょっと前に書き始めたんです。
いや~,書けませんね。そう簡単には書けないだろうなとは思ってました。思ってましたが,それ以上に書けません。やっぱり作家さんはすごいです。
文章は書けるんです。書きたいと思っていることをツラツラ書くだけなんで,書けるんです。
ただ,まとまらない。ただただまとまらない。
noteの記事も,「こんなテーマで書こうかな」と思って書き始めるんですが,書きながら文章に流されると言いますか,だんだん思っていたテーマとは違う内容になっていくんです。
そういう感じが,小説という長文で発生すると,もう,まったくまとまりがないわけです。
背景とか伏線とかいろいろ考えながら書いていくんですが,気がついたら背景や伏線と矛盾した展開になっている。
これは一体どうしたものか。
たぶん,ホントは全体象をイメージして,足を書く,尻尾を書く,お腹を書く,背中を書くみたいに部分部分を書いていって,最後に鼻を書いて,「あぁ,象だったのね」で収まるのがきれいな書き方なんだろうと思うんです。
ただ,実際に見たことがない「カルベニオ」という動物を書こうとしても,「そもそも足はあるのか?」みたいなところから,「これが足…かな?」みたいな感じで書いても,正解かどうかもわからないし,足がどこに繋がるのかもよくわからない。もしかしたら,書いたのは,本来ならいらない足なのかもしれない。
もう,手探り以外の何物でもない感じです。
そうなると,とにかく,いろんな部分を書いていって,後から「カルベニオ」っぽい部分をうまく繋げて仕上げるしか方法がありません。
ここまで書いてきて気がついたのですが,この書き方って僕のプログラムと書き方と一緒です。
イメージはあるので,とりあえずプログラムを書いて,走らせて,「思ってたんと違う」ってなって,修正する。
…なるほど。
これは僕の創作方法のクセなのかもしれない。
そんな感じで,「カルベニオ」,執筆中です。完成未定。