見出し画像

FRANK LEDERの名作をメモ

フランクリーダーが好きだ。名作揃いのブランドなので、後世のためにまとめておきたい。

ドイツの革・ジャーマンレザー


https://archstyle.tv/blog/my-vintage/item-info61490.html
https://archstyle.tv/blog/my-vintage/item-info61490.html
https://archstyle.tv/blog/my-vintage/item-info61490.html
https://www.arknets.co.jp/g/g0621071xsblk/

フランクリーダーを代表する生地といえば、ジャーマンレザーだろう。
レザーが高価だったかつてのドイツで、レザーの代用品として作られた超高密度のコットン100%の生地。

自立するほどに硬く頑強な生地で、新品を着始めたときは身動きするのも大変なほどだが、それを革ジャンのように体に馴染ませ育てていくアイテムだ。

残念ながら、現在は生産を終了している。

2Bジャケットが代表的なモデルだが、ピーコートやカバーオールなど、さまざまなモデルがある。

DEER LEATHER

https://archstyle.tv/yonemuraya/archives/12403

鹿革とウールで切り替えたレザーベスト。シンプルにかっこいい。

https://store.slow-and-steady.com/?pid=146181374

息を呑む圧倒的な完成度の鹿革パッチワークジャケット。
フランクは、アルプスの伝統的な製法を続けるただ一人のタンナーを守るため、その工房のレザーを使い続けているのだとか。そんな服作りにおける思想にも惹かれてしまう。

こちらカーディガンタイプも存在する。

”VINTAGE OBJECTS”

https://www.beams.co.jp/blog/international_gallery_beams/125014/


https://wagamamaec.base.shop/items/71903242
https://www.frank-leder.com/main/
https://www.frank-leder.com/main/

2022年の傑作、"VINTAGE OBJECT"シリーズ。フランクが収集してきた貴重なヴィンテージコレクションを纏うことで完成する服たち。

"BURNED MOLESKIN"

https://archstyle.tv/tokyo/archives/16880
https://archstyle.tv/tokyo/archives/16880
https://slow-and-steady.com/blog/frank-leder-burned-moleskin-jacket/

前述のジャーマンレザーが生産終了となった後、それに代わる生地としてフランクが見出したのがこの”BURNED MOLESKIN”。工業用の機械のプレスの際に、下敷きとして使われていたモールスキン生地を服に仕立ててしまったのだ。焼け焦げた跡さえもデザインへと昇華してしまう。フランクリーダーの真骨頂が出たアイテム。

"VINTAGE BEDSHEETS"


https://evermade.jp/life/archives/2745

フランクリーダーを代表する生地の一つ、ベッドシーツ生地。ヴィンテージのベッドシーツを服に仕立てたものだ。他にはない生地感、タフに着込んだ時の経年変化がたまらない魅力だ。

LODEN WOOL

Dresswell
https://slow-and-steady.com/blog/frank-leder2020aw-lodenwool/
ARCH TOKYO
https://store.slow-and-steady.com/?pid=171072310

こちらもフランクリーダーを代表する生地。

16世紀のオーストラリアはチロル地方、ローデレス村で生まれたという生地がローデンウール。独特のヌメり感は高級感とヴィンテージ感を併せ持ち、その上タフだ。

その他、名作たち


https://slow-and-steady.com/blog/%E3%80%90frank-leder%E3%80%91-2020ss-blog/
https://slow-and-steady.com/blog/%E3%80%90frank-leder%E3%80%91-2020ss-blog/

"ROOT DYED COTTON/LINEN"生地のコート。草木染め。2020年春夏の一品。この生地感は凄いなあ。


https://burnish.hatenablog.jp/entry/2016/11/17/141929
PLANT DYED SHEEPSKIN HOODY 

こちらも草木染めのムートンジャケット。天然の素材・製法にこだわるのもフランクリーダーの哲学。

https://archstyle.tv/tokyo/archives/10773
shot vest

これらは21AWの目玉であり、かなりぶっ飛んだアイテム。ジャーマンレザー生地の服を、デザイナー自身がショットガンで撃ち抜き修繕したという‥‥‥。

「ちょっとその服どうしたん?ボロボロやん」
「いや〜ここに来る途中ショットガンで撃たれてさ。ジャーマンレザー着ててホント助かったよ

友達とこんな会話が生まれる愉快な服である。流通量は僅少だ。

https://dresswell.jp/journal/30689

過去のコレクションで使用した生地をパッチワーク のように組み合わせ、ボンバージャケットへと再構築した一着。
フランクリーダーの色使い、素材使いの妙が如実に表れる"VINTAGE FABRIC"ラインは名作揃いだ。

謎のレザーカバーオール

野性味あふれるレザーを使用したレザージャケット。これぞフランクリーダーだろう。海外のフリマサイトの画像なので、もしかしたら、単に前のオーナーがボロボロに着倒しただけかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?