『くちびるに歌を』 を読んで
小説にもあった「手紙〜拝啓 十五の君へ〜」は私も中学3年生のときに歌った思い出の曲です。曲を聞くと泣きそうになります。
この小説を読んで、さらにこの曲の歌詞が好きになりました。
私はとくに2番の
「荒れた青春の海は厳しいけれど 明日の岸辺へと 夢の舟よ進め」
という部分が好きです。
2番の歌詞は大人になった僕が15歳の自分に宛てた手紙になっています。
大人になってからも、青春時代の苦しさを理解できるってすごいなと思います。
私も中学時代はいろんな悩みを抱えていました。
現在、二十歳なのですが今だに中学のことはあまり好きになれないし、当時の悩みも思い出すだけで辛いです。
でも、年齢を重ねれば重ねるほど悩みはどんどん複雑で難しいものになっていくだろうし、青春時代に抱えていた悩みがちっぽけに見える日が来るのかもしれません。
でも、あのときの苦しさを忘れたくはないんですよね。
だって当時は本気で悩んでいて、時間が解決するかなとか考えるんだけど、それを待ってる時間がもったいないとか考えて…。
あのときのことをあと何年くらい悩めるのだろうと思っています。
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