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「下田蓮台寺温泉 清流荘」 by itomagazine

純和風の宿でありながら、古代ローマやフィンランド式サウナ、天然温泉プールが不思議と調和する老舗旅館「清流荘」。1979年には、カーター元米国大統領が来日された際に立ち寄られるなど、創業から80年に渡り歴史を紡いできました。そんななか2019年12月にはガーデンスパゾーンが大きくリニューアルされ、ファンを飽きさせることなく新たなくつろぎと癒しを提供しつづけてくれます。

まずはリニューアル直後、魅力いっぱいのガーデンスパゾーンから覗いてみましょう。​

【Pick up!】生まれ変わったガーデンスパで、欧風リゾート体験を

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2000坪もの庭園の中央には、広々としたガーデンスパゾーンが位置します。このひと際目を引く天然温泉プールが昨年の工事を経て大きくリニューアルしました。
ポイントは、深さのあるメインプールと浅い子供用のプールに区切られたこと!またサイドの子供用円形プールには滑り台が設置され、家族でくつろげる演出がさらに加わりました。水温は30℃前後に保たれ、季節を問わず一年中愉しむことができます。

夏にはプールサイドに、バー「JAJAH」がオープン。メインプールの水面に浮かぶビーチベッドに、空に高く伸びあがるヤシの木が、まるで南国のリゾートに誘われたかのような雰囲気を醸しだします。

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スパゾーンにはプールのみならず近年人気の高まっているサウナも充実。なかでも注目はロウリュ体験のできる薪サウナ「ケロ」です。

実はこちらのケロ、フィンランドで「木の宝石」と呼ばれる最高級サウナ材「ケロ」を使用し、内装も忠実に再現されたもの。ここまで本格的なフィンランド式サウナは日本に数少ないとのことなので、是非アロマの薫りに包まれながら汗を流してみてください。

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水着はレンタル(大人550円/子供330円)できるので、手ぶらで訪れていただいても大丈夫!朝8時~22時で利用できます。


リニューアルされたスパゾーンもかなり魅力的なのですが、欧風リゾートさながらのそれとは対照的に、格式高い本館でのおもてなしは、清流荘が誇る「日本の癒し」を丁寧にお届けしてくれます。

「日本の癒し」に魅せられながらチェックイン

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笑顔あふれるスタッフさんに導かれ玄関をくぐれば、右手すぐにラウンジ「曲水」、奥に隣接するのは稲生沢川を真下に臨めるロビー「汀(みぎわ)」です。チェックインの手続きはロビーにて。大窓に向いて2脚ずつ備えられたソファチェアに腰を掛け、ゆっくりとお茶やお茶菓子をいただけます。到着直後のひとときから、長旅をねぎらってもらっているようなリラックスした時間を過ごせます。

一度泊まれば、忘れられない「貴賓室」

お部屋は「北斗館」「東館」「本館」「西館」に合わせて26室。すべて数奇屋でつくられ、備わるお風呂はいずれも源泉100%かけ流し。なかでも特筆すべきは1階に2部屋設われた貴賓室です。

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128平米の和室は、空間を完全に区切ることなくゆとりをもたせた上質な造り。露天風呂は家族みんなで入っても問題ないほど広々としていて、眺めのいい庭園は天城の竹林に溶け込み、自然に包まれながら開放的な湯浴みを愉しめます。

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一度宿泊したゲストは、次もこの部屋に泊まりたいと再び予約をされることがほとんどなんですって。

お口でとろける、最適な温度でいただく伊豆山海の幸

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四季折々の会席は、下田で水揚げされた金目鯛や天城の水に育まれた旬菜、その他国産素材のみを使用。朝食には、夕食に出された伊勢海老がお味噌汁に入って運ばれ、素材を余さない料理長の技にも感動します。

旬の食材は、一番美味しく感じられる「温度」が大事。清流荘では常にその状態を味わえるよう、一品一品最適なタイミングを見はからって提供してくれます。特産を食べられるうえにこんなこだわりが垣間見えると、さらにお口に嬉しさが増しますよね…。

お食事はダイニング「醍醐 DAIGO」、団体様は大宴会場「祥雲閣」にて。
※上記貴賓室では、夕食・朝食ともに部屋食になります。

源泉100%かけ流しの名湯を、こころゆくまでごゆるりと

趣きの異なる2つの大浴場は24時間利用でき、0時に男女が入れ替わります。
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「朱鷺の湯」の内風呂は少し小ぶりですが、1時間で湯が入れ替わり常に澄んだ泉質を感じられます。外に出ると、竹林の中で拓けた露天風呂が2つ、高さを変えて連なります。

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「白鷺の湯」は、内風呂が広々としていて、湯船のなかを経由して露天風呂につながるおもしろい造り。どちらも優劣をつけられないほど満足できるので是非お試しください。

このお風呂の広さや各部屋源泉かけ流しが叶うのも、3本の自家源泉を引き、毎分506リットルもの湯が沸きあがる環境が整っているからこそ。泉質は無色透明の弱アルカリ性単純泉でくせがなく、肌への刺激も少ないのでお子様からお年寄りまで安心です。

有料で貸切露天風呂「月夕の湯」もどうぞ。(23:00~7:00無料)

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チェックイン後は、まず時間に限りのあるガーデンスパゾーンでひと遊びしてからゆっくり入浴タイムがオススメです。プールは…という方も、プールサイドにはリラクゼーションコーナーがあるのでゆっくり南国気分で読書なんていうのも、楽しみ方のひとつですよ。

伊豆下田の静けさのなか、ぽつんと佇む荘厳な旅館。こんなところがあったんだと、おこもりせずにはいられなくなるリゾートステイが待っています。

▼記事でで紹介しきれなかった「清流荘」のお写真や魅力を、instagramで紹介しています。

itomaではInstagramやTwitterにて、「次、ここに行きたいね。」をきっと見つけていただける旅の情報を発信しています。ぜひチェックしてみてください。


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