見出し画像

「UNWIND HOTEL & BAR OTARU」 by itomagazine

北海道で初の外国人専用ホテルとして昭和6年(1931年)に建築された「旧越中屋ホテル」が数年の月日を経て再生して生まれ変わったのが「UNWIND HOTEL & BAR OTARU」。長らく閉館していた建物でしたが、歴史を感じる建築的美観はそのままにクラシカルなホテルとしてリニューアルされました。今回はそんな歴史的建造物に宿泊できる「UNWIND HOTEL & BAR OTARU」をご紹介します。

歴史×現代が融合した世界観を味わえるホテル

画像1

小樽駅から徒歩10分のところにある「UNWIND HOTEL & BAR OTARU」。ホテルの建物は戦時中は将校クラブとして陸軍に、戦後は米軍により接収された歴史を歩み、小樽市指定歴史的建造物、経産省「近代化産業遺産群33」にも指定された歴史的建造物です。中に入るとタイルや階段、窓枠などにアンティークさが見受けられ他では味わえない美しい世界が広がります。

画像3

まるで海外にいるかのようなエントランス。歴史的な要素とモダン要素が融合した世界観に良い刺激をもらえ、アートや建築好きは一度は泊まってみたいホテルです。

画像2

フロント前には北海道らしく暖炉とソファーがあり、シッティングスタイルでゆっくりとチェックインできます。

コストパフォーマンスのいいお部屋が魅力

画像4

このホテルの魅力の一つはそのコストパフォーマンス。おしゃれで歴史的な建築物の宿泊のためお値段も高いかと思いきや、1人1万円以内で宿泊できるお部屋もあります。こちらは2人で滞在するのにぴったりな「SUPERIOR TWIN」。25平米とコンパクトですがインテリアの配色もおしゃれで素敵です。「STANDARD DOUBLE」のお部屋は一人旅にも人気。

画像5

ロフトつきのお部屋「UNWIND LOFT」にはセミダブルベッド2台とロフトにシングルベッド2つがあり、ファミリーや友達との宿泊に最適です。

画像6

階段を登るとベッドがこのように並んでいます。全てのお部屋のトイレとバスが別になっているので人数の多い宿泊でも便利なのと、バスタブもついているのでゆっくり旅の疲れを癒せます。

画像7

外観中央縦二列に伸びるベイウィンドウを擁したお部屋で大きな窓から外が眺められ、光が差込むのも美しいお部屋です。

おしゃれでクラシカルなDINING & BAR

画像8

「THE BALL」は週末を中心に営業しているフレンチレストラン。プライベートパーティーやウェディングなどの貸切営業も行っている、このホテルのメインダイニングです。90年以上残る当時のステンドグラスはそのまま残っていてクラシカルな雰囲気に包まれます。そこに3.7mの高い天井を活かしてモダンなライティングデザインを施し新旧の調和が生まれています。

画像11

こだわりの北海道食材を使用したお料理やコース料理がいただけ、特に北海道産ジャージー牛はここの看板メニューの一つでもあります。

画像11

前菜やメイン、パスタなどがついたボリュームたっぷりの土日・祝日限定ランチコースもあり、ゆっくりとお食事を楽しめます。宿泊者以外もレストランの利用ができます。

画像11

バックシェルフのライティングがロマンチックなバー「Bar Ignis Otaru」。地元でしか手に入らないような限定生産ワインも含めて常時30種類以上のワインが用意されています。ウィスキーやカクテルなども揃いおしゃれなひと時を過ごせます。

3段スタンドのモーニングハイティー

画像12

朝食は「THE BALL」のクラシカルなレストランで3段スタンドのモーニングハイティーがいただけます。ホットプレート、コールドプレート、スイーツプレートで構成され、北海道の食材をふんだんに使ったおしゃれで美味しいモーニングです。

画像13

更に宿泊者には嬉しいサービスも。チェックイン後の17:00〜18:30の間、1FのLOBBY BARにて無料のワインサービスを毎日利用できます。チャージがかからずワインを楽しめることもありゲストに人気のサービスです。

おしゃれな歴史的建造物のブティックホテル

北海道の小樽駅から近くてアクセスもよく観光の拠点としても便利な「UNWIND HOTEL & BAR OTARU」。コストパフォーマンスも抜群で、このような歴史的建造物のクラシカルホテルに泊まれるのは旅のスパイスにもなります。小樽を旅する際には訪れてみてはいかがでしょうか。

▼「itoma」ではさまざまな"プロ厳選のお宿"のお写真や旅の魅力を、instagramやTwitterでも紹介しています。ぜひチェックしてみてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?