記事一覧
33. KOBORAの発音
Koboreはアフリカ人。ブルキナ・ファソ共和国の出身だ。彼が私に書いて見せた「burkina faso」の文字を見ても、それが自分の名前なのか、国の名前なのか、或いはレストランの名前なのか全くわからなかった。それが国名だと分かるのには可成りな時間と説明を要した。
ブルキナ・ファソ共和国はネットによると、世界でも最も貧しい国のひとつ。国連によると191カ国中184位だそうだ。トウモロコシと
2.依頼案件紹介サイトは大丈夫?
井徳事務所は「困っている人を助けるコンサルタント」です。一人で悩まないで相談してください。二人で考えれば必ず道は開けます。事業戦略立案、マーケティング・プランニング、企業方針の策定、それに基づくホームページや企業パンフレットの策定、商品開発、マーケティング・リサーチの企画から報告書作成、大学入試の論文添削、就活の手伝い、アメリカ理系大学院留学相談、などなど。無料で話し相手にもなります。
1.請求料金はプライドとの闘い
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㉚休止前:ホームページ制作の心得
ニューヨーク便りの30回記念は、ニューヨークに来て行った仕事の話を書こと思う。ニューヨークに来て半年。そろそろ観光ビザの期限が切れる。帰国までに、あと何回、記事がかけるかどうかわからない。あるいはこれが最後かもしれない。ニューヨーク便りというタイトルなので、ニューヨークに関して書かないといけないのだが・・・。今回は、日本から依頼された仕事であり、アメリカについてではないし、ニューヨークの話では
もっとみる㉙ピータールーガー:老舗の商法
ニューヨークの世界的有名ステーキハウスの『ピーター・ルーガー』のことは先に書いた。その店のことをもう少し書いてみたい。
ピーター・ルーガーは世界のステーキ・ハウスコンテスト(正式にはどう呼ぶかは知らないが)で毎年、何年もトップの評価を勝ち取っている名店。ニューヨークはブルックリンにある。ブルックリンと言ったらマンハッタンの中心地からクルマで30分ほどかかる。決して立地環境がいいとはいえない。日
㉘ニューヨークのコロナの現状
ニューヨークの街角には、写真のようなコーナーがけっこうあちこちにある。どこのコーナーでも暇そうにしながら係員がぽつんと座っているだけで、参加者らしき人を見かけたことは一度もない。一見、「献血か?」と思わせるが、しかし、更に近づくと『COVID-19(コロナの正式名)TESTING』の出店であることがわかる。ここに来れば誰でも無料でコロナの検査をしてもらえる。旅行者であっても例外ではない。アメリカ
もっとみる㉗子供に手厚いアメリカ
アメリカは何でも法律でルール化する。アメリカはダイバーシティ。いろんな人種が集まる国。育った文化も環境も価値観も人それぞれで異なる。そんな異人種を秩序ある行動に仕向けるには法律しかない。日本はそこまでしなくても、暗黙のルールでことが進むことが多い。
アメリカのルールの中で私が驚くのは子供への対応だ。アメリカは子供に優しい国と言っていいかもしれない。優しいという言い方が正しくないとすれば、子供の
㉖ニューヨークには幾つもの英語がある
どこかで書いた気がするが、ニューヨークには幾つもの英語がある。ニューヨークに住む人は様々な英語に囲まれて、日々生活している。
私には仲が良い友達が3人いる。3人とも海外からニューヨークに来ている人たちだ。
アダムはアフリカ・ニジェールの出身。190センチの長身に、エナメルの黒の靴に、ショッキングピンクのシャツと濃いめのスラックスをさり気なく着こなす。漆黒の肌にピンクはよく似合う。母国語がフ
[31]計画された偶発性理論
キャリアデザインは重要と思います。しかし、少し違う言い方をしている学者もいます。クランボルツです。クランボルツは「計画された偶発性理論」を唱えています。キャリアの80%は予期しない偶発に支配されると言い、 計画的キャリアは現実的でないと説きます。そして予期せぬ出来事を柔軟に受け止めることが大事なのだと言うのです。彼の唱える説は他のキャリアデザインを説く学者とは違って聞こえます。しかし、①機会を積
もっとみる㉕新鮮な生き方に触れた一日
先日、BBQパーティに参加した。日本人ばかりの集まり。いろんな生き方の人に出会って、自分の生き方の狭さに一人で少し恥じ入った。
ナベさんはアメリカに来てもう40年近く。旅行会社の支店長まで務め、今は脱サラして自分で事業を立ち上げている。儲かることはなんでもチャレンジすると口にする実業家。だから1億円の儲けを出したといいながら、1億円の損失を出したとも軽く言う。サラリーマンのスケールではとても
㉚義理を欠く就活生はいかに?
2022年の年明け。これから就活を迎える4年生になろうとするA子から「〇〇企業」に入社したいと連絡が来た。A子は他学部から私の学部への転部生。その時、彼女が希望した学科の学科長を私がしていたために、私が転部面接をしたのだった。思慮深く考える性格、2年次までの成績もすこぶるいい。また転部を希望する気持ちも強く、かって彼女が1年生だった時のオープンキャンパス時に「転部をしたいけど、再受験をしたほう
もっとみる㉙素の自分で勝負する
私が企業に勤めていたときに採用面接で印象深い学生に出会ったことがある。ニューヨーク大学のダンス専攻の女子学生だった。観た感じは普通の女の子という感じで、特段、印象に残る容姿も所作もなかった。まあ少し可愛いかナというのはあったかもしれないが。
あるとき、少し返答に困りそうな質問をしてみた。決して圧迫面接をしたかったのではない。どのように答えるのか、その返事の仕方が知りたかったのだ。こういう場合
㉔N.Yに「住む」と「観る」の違い
私は3月からニューヨークに来ている。この記事を書いている6月の時点で100日近くニューヨークにいることになる。この間にタイムズスクエアを訪れたのは2度のみ。一度目は乗り換えのついでに地上に空気を吸いたくなって外に出たのと、ヘアーカットに行くためにこの駅で降りたのとの計2回である。エンパイヤステートビルも、セントラルパークも、五番街のお洒落ショップ街も、ワールドトレードセンターも、自由の女神のある
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