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人にって心地良い家は、犬も心地良い

我が家に保護犬がやってきました。

私は、ずっと犬を家族に迎えたいと思っていました。
と言っても、家を建てるときは夫婦二人でスタートしたから、特別「わんちゃん向け」にデザインはしませんでした。

引っ越して早2年、「いつかわんちゃんを家族に迎えられたなぁ~」と考えていたところに、とんとん拍子でななちゃんを家族に迎えることとなりました。

今回は保護犬を迎えた経緯と、家に来てからの暮らしについてご紹介します。

目次
保護センターでの出会い
出会いから1週間で我が家へ
ようこそ、ななちゃん
いまでは

保護センターでの出会い

「ジャックにすごく似てるね」


母からのメッセージから始まりました。
本当だ!ジャックじゃん!と驚き、写真や投稿内容をすぐ確認したのを覚えています。
ジャックは、去年亡くなったミニチュアダックスの男の子で、だからこそこの投稿に親しみを感じました。

このとき具体的に保護犬を探していたわけではなかったのですが、この投稿を見てから、「もしかしたら、犬を迎えるのは今なのかも?」と背中を押してもらえた気がします。

出会いから1週間で我が家へ

その後、家族協議の結果、里親への立候補を決意しました。
というのも、他の団体やサイトをみて、写真や条件を調べるうちに、「やっぱり私たちにはあの子しかいない…!」と気持ちが固まったからです。

条件というのは、保護団体やセンターによっては、里親の家庭環境も審査の対象となっていました。
▷扉を開けて急に飛び出してしまう可能性もあるから、段差があるところ・玄関扉の前にゲートを設ける
というような、保護犬を安心して迎えられる準備を条件としていました。

様々な角度から検討した結果、私たちは「anifare 大阪リコンディショニングセンター」へ里親立候補の問い合わせをしました。

ようこそ、ななちゃん

我が家での暮らしスタート!

お迎えの日は、センターのある大阪まで家族揃って向かいました。
車で高速に乗って、センターについて、引き取って、また車に乗って帰るという、夫にはとてもハードな1日でした(^^;)

しかも、この日に間に合わなかったので、帰宅後、ゲージ用の扉造りをしてくれました。

息子も少しななちゃんが気になるようで、手に持ったスプーンを近づけてみたり。

そうそう、名前は「ななちゃん」と言います。
女の子?とよく聞かれますが、男の子です。

名前の由来は7月の生まれなことと、映画「ピーターパン」に登場するシッター犬「ナナ」を真似ています。
映画の中でナナは、兄弟のように子どもたちと遊んだり、親のように散らかった部屋を片付けたり、親に代わって子どもたちの面倒をみるスーパードックなんです。

息子にとっても、ななちゃんにとっても、お互い兄弟として過ごしてくれたらいいなぁ
それに、息子とななちゃんが一緒に遊んでくれたらいいなぁ…!なんて淡い期待も込めて、命名しました。

さて、ななちゃんはとっても怖がりな性格なようで、我が家に来てからもなかなか心を開いてくれませんでした。
ちょっとした音で驚いたり、急に部屋中を走りまわったり。

最初は抱っこもできなかったので、夜寝室に連れていけないことから、1階の和室に布団を敷いて寝ていました。(一応、足元に置いたクッションに乗って寝ていましたが、私が動くたびに下りていました。)

それからだんだんコミュニケーションが取れるようになって、と言ってもおやつはほとんど効果がなかったので、かなり苦戦しました(^^;)
1週間ぐらい経ったころかな、ZOOMで打ち合わせ中にスピーカーの音に驚いて、私の膝に乗ってきたのが「最初の抱っこ」でした(笑)

一度抱っこできたあとは、ほかのコミュニケーションもスムーズにできるようになり、「私たちを家族として認めてくれたんだなぁ」と感じるようになってきました。
ちなみに、夫が抱っこできるようになったのは、それからしばらくしてからです。息子に対しては遠慮があるようで、息子からの攻撃?はある程度許しているようで、大人の対応といった感じです。

いまでは

TRUCKのソファを独り占めするななちゃん

この家を建てるとき、「いつかは犬を家族に迎えたい」と思ってはいたものの、特別何かをデザインしたわけではありませんでした。
とんとん拍子で里親になることが決まり、ほとんど準備する時間が取れなかったけど、この家に来てからのななちゃんとの暮らしぶりはとても自然でした。

「前からこの家にいたみたいだねぇ」
と、誰かが言ってくれましたが、私もそう思います。
トイレシートを置いたり、水を置いたり、多少部屋のレイアウトは変わりましたが、その程度。

いろいろ考えてみると、「人にとって心地良い家は、犬にとっても心地良いのかも」と思うようになりました。

我が家の最大の特徴は、「土足の暮らし」と「除湿型冷暖房・PS」です。

ウッドデッキでもリビングのようにのびのび過ごしています

ウッドデッキや庭への行き来がスムーズだし、エアコンのように風がないうえに1年を通して快適に過ごせるPSのおかげで、ななちゃんも暮らしやすいのかな。

迎えた当初はお互いに少し困ることもあったけど、今は全然問題ありません。
それどころか、とても馴染んでるから、すごい!

それもこれも、私たちにとって心地良い暮らしが、ななちゃんにとっても心地良かったんだなぁと感じる今日この頃です。

最近の悩みは、ななちゃんの毛。
丸々ななちゃんを作れそうなほど、床に落ちてます(笑)
新しく導入したブラシは、とても嫌みたいなので、慣れてもらえるように気長にチャレンジしていきます…!

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