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「嫌いなことで死なない」

旧Twitterでつながっている、とある相互フォローさんの言葉です。

“「好きなことで生きる」というより、「嫌いなことで死なない」だよな”

ご本人は、好きなことを仕事にした方です(クリエイティブ系)。

「好きなこと」を生業にしたいと望む時、あるいはその瀬戸際って、こんなふうに悩むことが多いです。

好きなことを仕事にして、幸せになれるのか?
好きなことを仕事にしないほうが、本当はいいんじゃないのか?

少なからず憧れる気持ちがあるからこそ迷う。
憧れを裏切るような現実があるなら、知りたくないから。

だけど、振り返ってみて考える。

嫌いなことで死にかけたこと、ある……。

これは「死ぬという選択肢」があるだけで、十分そうだったと言えると思います。
普通は、生きてたら「死ぬという選択肢」は出てこない。(出てこないと今だから分かる)

仕事に限らない。
人間関係などでもいえる。

「嫌いなことで死ぬほどつらいならやめるべき」という教えではない。
ただ、シンプルに「そうだよね」と共感できる、価値観の話である。

そうだよね。
本当にそう思う。

嫌いなことで死んでたまるか。

だから、たとえばつらくて居場所を変えたことだとか、人間関係を終わらせたことだとか、自分では「逃げたのかもしれない」と思うことを、否定しなくてもいいのです。きっと……。


そしておそらく「好きなことで生きる」と決意するより「嫌いなことで死なない」と決意するほうが、容易い。
今日からでも、始めることができるから。


わたしは嫌いなことで死なない。

そういう思いを胸に抱けて初めて、好きなことで生きるための第一歩を踏み出せるんじゃないだろうか?

わたしは嫌いなことで死なない。
自分に言い聞かせるたび、それを実行している自分を肯定できるから、「では、どう生きるか」を、前向きに考えられるような気がします。

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